日本最古の薬草園の一つで、江戸中期にあたる1729年(享保14年)に国内で唯一の私設の薬草園として開設された森野旧薬園。
漢方薬に使われている生薬を始め、約250種類もの薬草が四季を通してさまざまな姿を見せてくれる。
森野旧薬園と「吉野本葛」森野旧薬園を創設した森野通貞さんの本職は、南北朝時代から葛粉の製造を続けている歴史ある森野吉野葛本舗の11代当主です(現在は、19代当主の森野藤助さんが営んでいます)。
吉野の冷たい地下水と冬の寒気のもとで精製された(晒された)葛粉は、とても上質で、朝廷や幕府、全国の大名などに献上する品となっていました。
いまも昔ならではの製法で、約3カ月かけて葛根から葛粉を製造しています。
なお、森野吉野葛本舗で作られた葛粉を「吉野本葛」と呼ぶようになったのは数年前から。「本」を付けることで一般に市販されている葛粉(サツマイモなどのデンプンを用いたもの)と区別しています。
漢方薬に使われている生薬を始め、約250種類もの薬草が四季を通してさまざまな姿を見せてくれる。
森野旧薬園と「吉野本葛」森野旧薬園を創設した森野通貞さんの本職は、南北朝時代から葛粉の製造を続けている歴史ある森野吉野葛本舗の11代当主です(現在は、19代当主の森野藤助さんが営んでいます)。
吉野の冷たい地下水と冬の寒気のもとで精製された(晒された)葛粉は、とても上質で、朝廷や幕府、全国の大名などに献上する品となっていました。
いまも昔ならではの製法で、約3カ月かけて葛根から葛粉を製造しています。
なお、森野吉野葛本舗で作られた葛粉を「吉野本葛」と呼ぶようになったのは数年前から。「本」を付けることで一般に市販されている葛粉(サツマイモなどのデンプンを用いたもの)と区別しています。