お伊勢参りの歴史は古く、全国から伊勢を目指すルートはいくつかあった。
最も有名なものとしては、「伊勢参宮街道」と呼ばれる街道で、関東、東海方面からの東海道を上り、四日市の日永追分で東海道と別れて伊勢を目指すルートが挙げられる。
これに対し、西国、関西方面からの参宮者が辿った道筋のほとんどが、大和(奈良)を経由するものだった。
奈良から伊勢に至る道は複数あるが、最短コースが本題の「伊勢本街道」と呼ばれる道である。
奈良(猿沢池)から出発し、三輪、初瀬(ここまでは初瀬街道とも)、榛原、山粕、菅野、奥津、多気、津留、相可、田丸などを経て、宮川を渡って山田(伊勢)に到る約129キロの行程。
そもそも「伊勢本街道」は、神宮を伊勢に祀った倭姫命が大和から伊勢へ向かった際に通った道といわれており、北緯34度31分を貫くいわゆる「太陽の道」とも関連付けられることから“神意に叶う道”として西からの参宮者が多く利用した道であった。
しかし、伊勢本街道は距離的に短い分、険しい山道が多く、これより北を走る北街道の方が平坦であったため参勤交代に使われたため、次第に伊勢本街道の整備は怠られるようになり、利用者も減っていった。
数年前の年末,長谷寺付近で「伊勢本街道」を歩いてお伊勢参りをする団体を見かけたことがある。
歩いてお伊勢さんか~ ええやろなぁ~
「写真;奈良県宇陀市井付近」
最も有名なものとしては、「伊勢参宮街道」と呼ばれる街道で、関東、東海方面からの東海道を上り、四日市の日永追分で東海道と別れて伊勢を目指すルートが挙げられる。
これに対し、西国、関西方面からの参宮者が辿った道筋のほとんどが、大和(奈良)を経由するものだった。
奈良から伊勢に至る道は複数あるが、最短コースが本題の「伊勢本街道」と呼ばれる道である。
奈良(猿沢池)から出発し、三輪、初瀬(ここまでは初瀬街道とも)、榛原、山粕、菅野、奥津、多気、津留、相可、田丸などを経て、宮川を渡って山田(伊勢)に到る約129キロの行程。
そもそも「伊勢本街道」は、神宮を伊勢に祀った倭姫命が大和から伊勢へ向かった際に通った道といわれており、北緯34度31分を貫くいわゆる「太陽の道」とも関連付けられることから“神意に叶う道”として西からの参宮者が多く利用した道であった。
しかし、伊勢本街道は距離的に短い分、険しい山道が多く、これより北を走る北街道の方が平坦であったため参勤交代に使われたため、次第に伊勢本街道の整備は怠られるようになり、利用者も減っていった。
数年前の年末,長谷寺付近で「伊勢本街道」を歩いてお伊勢参りをする団体を見かけたことがある。
歩いてお伊勢さんか~ ええやろなぁ~
「写真;奈良県宇陀市井付近」
お伊勢参り、楽しみだったのでしょうね。
我が家の近くにも<右いせ>石の道しるべがあったと思います。
やっぱり伊勢は偉大なんですねぇ~
県内には,「元伊勢」と呼ばれる場所もありますよね。