大和浪漫

私、瓜亀仙人が奈良・大和路の社寺や自然、生活の様子などをお伝えしたいと思います。

土の中からマシュマロ?

2009年05月17日 | 趣味の園芸
金曜日の趣味の園芸は,田んぼをトラクターで起すことやった。
しかし,トラクターの運転が下手なのと,N盆地が山にさしかかる所に田んぼがあることから,どうしてもトラクターが起してくれない部分が生じる。
土曜日の趣味の園芸は,トラクターが起してくれない部分を手で起す作業。
石垣の際を鍬で起していると,土の中からマシュマロ?が出てきた。
白くて拳大の泡状のもの。
蛙の卵やと思うんやけど?
学校の教科書には出てこないタイプ。
卵がひも状のものや粒状のものはよく見る けど・・・
強いて言えば,モリアオガエルは池の上の木の枝に,泡状の卵を産むんやけど,それを土の中に産んだようなもの。
いくつかマシュマロを掘り起こし,蛙も掘り起こした。
土の中から掘り起こした蛙を見ると,アオガエルにニテル。
たまにマシュマロを鍬で切断してしまうことがある。
中を覗くと小さなオタマジャクシが泳いでいるではないか!
このままにしておくと,マシュマロやオタマジャクシは干乾びてしまう?
しかし,私にはそれらを集めて助けるゆとりがない。
普段の運動不足と加齢からくる疲労との闘いに精一杯なんや!
家に帰ってビールを飲みながらこの卵のこと調べたら,以下のことが分かった。
※シュレーゲルアオガエルの卵塊
 田んぼの畦や小川の堤に穴を掘ってその中に白い泡状の卵塊を産みます。直径10cmの卵塊の中に300~600個の卵が含まれているそうです。モリアオガエルがこれとよく似た卵塊を樹上に産み付けることは有名です。
 名前の由来はオランダのライデン王立自然史博物館第二代館長であった、ヘルマン・シュレーゲル氏の名前より。
元々、日本固有種であるシュレーゲルアオガエルは,日本の研究をしていたシーボルトにより"アマガエル"として持ち帰られ、その後の研究により「アマガエルの中に別の種が混じっている」事が解り、新種の発見として日本動物史の一部を執筆したヘルマン・シュレーゲル氏の名前がつけられた。
「写真;シュレーゲルアオガエルの卵塊」



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