私はお寺にお参りすると、自然とあるお方を探してしまう。
大阪・平野の大念仏寺にも“賓頭廬尊者(びんずるさん)”がおられた。
厳密に言うと“びんずるさん”は仏さまではなく、羅漢さまと呼ばれるのだそうだ。
羅漢さまとはお釈迦様の直弟子で、その教えを守り正しく広め伝えた聖者たちのこと。
“びんずるさん”は、その十六羅漢といわれるグループの頂点におられる方なのだとか。
別名を“なで仏”と呼ばれ、病気の人がそのお像をなでた手で自分の悪いところをさすると、病気が治ると信じられてきた。
そのため、寺のお堂の中央ではなく、縁側や外陣の隅っこにポツンと座っておられることが多いのだという。
あの日、私は“びんずるさん”の前に立ち、赤い御身体の色が薄くなっている箇所を探した。予想通り、頭部と膝の色が目立って薄くなっておられた。
“やっぱりなぁ・・・”と思いながら、私も“びんずるさん”の頭を撫でては、自分の頭を摩り、膝を撫でては自分の膝を摩っていた。
私もずいぶん歳を取ったものだ・・・
大阪・平野の大念仏寺にも“賓頭廬尊者(びんずるさん)”がおられた。
厳密に言うと“びんずるさん”は仏さまではなく、羅漢さまと呼ばれるのだそうだ。
羅漢さまとはお釈迦様の直弟子で、その教えを守り正しく広め伝えた聖者たちのこと。
“びんずるさん”は、その十六羅漢といわれるグループの頂点におられる方なのだとか。
別名を“なで仏”と呼ばれ、病気の人がそのお像をなでた手で自分の悪いところをさすると、病気が治ると信じられてきた。
そのため、寺のお堂の中央ではなく、縁側や外陣の隅っこにポツンと座っておられることが多いのだという。
あの日、私は“びんずるさん”の前に立ち、赤い御身体の色が薄くなっている箇所を探した。予想通り、頭部と膝の色が目立って薄くなっておられた。
“やっぱりなぁ・・・”と思いながら、私も“びんずるさん”の頭を撫でては、自分の頭を摩り、膝を撫でては自分の膝を摩っていた。
私もずいぶん歳を取ったものだ・・・
頭や膝だけでなく、胸も背中もお腹も全部ナデまくりますよ~
私は小さい頃から頭をなでなでしてきたのですが、目だった効果なく・・・
最近は膝をなでなでしながらグルコサミンです。
今日もTVで、明日の朝刊を・・・と言っています。