大和浪漫

私、瓜亀仙人が奈良・大和路の社寺や自然、生活の様子などをお伝えしたいと思います。

飛鳥とは何か

2009年02月05日 | 明日香村・高取町
インフルエンザに感染しても、タミフルで発熱や症状がとまってしまった私は、自宅に籠もって梅原猛『飛鳥とは何か』を読んでいた。
梅原猛氏は、その本を次のように締めくくっていた。
 『飛鳥は日本の故郷であるといわれる。しかし、それはけっして、永久の昔から日本の故郷であったわけではない。これは、むしろ6世紀末から7世紀末にかけて 、日本が、大いなる変革を求めた時代の政治的な拠点なのである。そして、その拠点は、政治革新を進めようとすれば、そこから逃げねばならぬという大きな矛盾を含んでいた。そして、その矛 盾によって、5回にわたって都は飛鳥に入り、そして飛鳥を出た。そして5回の遷都の後に、日本の政治は大きく変貌したのである。』
謎が多く興味深い本だった。
・約100年の飛鳥時代であったが、飛鳥に都があった期間は36年ほどしかなかったのはなぜか?
・小墾田宮の位置は、本当に飛鳥の豊浦なのか?
・天皇中心の国家を創ろうとしていた聖徳太子が、蘇我馬子が崇峻天皇を殺すのを黙認していた?
・聖徳太子一族の滅亡と大化の改新との関係?  等
感想?
難しすぎた・・・
あんまり病気の時に読む本ではなかった・・・
ぜんぜん脳みそが働かへんねんもん!
元気になったらこの本を持って、自転車乗って飛鳥へ行こうかなぁ~
「写真;甘橿丘」



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