蛇石

立石の話の続き
「嶽の立石」を見に、車を停めた場所から山斜面を何度か上り下りした。
不思議な景色やった・・・
昆虫の卵のように細長い形をした大きな石が、すべて立っている。
なぜ立っているのか？
誰かがワザと立てたような跡はどこにも見られない。
それより、そこにあるすべての石が、細長い形をしていること自体が不思議やった。
地中にあとどれくらい埋もれているのか分からないが、地上に出ている部分だけでも私の身長を遙かに超え、私の身長の２倍を越えるような石もあった。
最後に残ったのは「蛇石」。
再び車に乗り込んで「蛇石」という道標が見えるところまで走ることにした。
しばらく行ったけど・・・やがて道の終点に・・・
車から降りてあたりをキョロキョロ。
道の横、草の茂みに小さな「蛇石」の道標を発見！
しかし、この道標がどこを指しているかよく分からない？
私は木立の中へ入る小径を歩き、そして森を彷徨った。
すでに夕方の気配。
木立の中は薄暗く。
横に長～い石が、多分「蛇石」やろうと写真を撮って帰宅することにした。
その周囲にあった石も写真に撮って帰ったけど、自宅で写真を見て驚いた！
その石の表面に文字が彫られているように見えたから。
写真を撮っていた時は、全く気付かなかったのに・・・
再度、文字を読みに行こうかと思っている。
「写真；蛇石？」