大和浪漫

私、瓜亀仙人が奈良・大和路の社寺や自然、生活の様子などをお伝えしたいと思います。

狭井神社のお神水

2010年01月23日 | 桜井市
先日,ある人と話をしていたら「水道の水圧」のことが話題になった。
その方の家の「水道の水圧」が低かったらしい。
関係の役所に連絡したら,水圧を高めてくれたらしいけど,
今度はその付近で水道管のジョイントが壊れ,水漏れが起こったとか・・・
でも,水圧を高めてもらっても,水圧の低い日があるらしい。
私がその原因を聞くと,「近所の○○酒造が酒造りに大量の水を使うから」と彼は答えた。
私は思わず「あの○○酒造さん,水道の水でお酒造ってはんの?」って聞いてしまった。
どうしても,酒造りの水は「地下水」や「井戸水」というイメージがあったから。
先日,私はブログに四国遍路で「弘法の霊水」のことを書いた。
やっぱり,それなりの施設や演出が大事やと思うんやけどなぁ~
それで思い出したのが,昨夏,三輪山登拝で訪ねた大神(おおみわ)神社の摂社である狭井神社の「薬水」。
狭井神社の拝殿の後ろに、この神社の由来になっている神水の井戸・「狭井」・「薬井戸」があった。
お山(三輪山)から湧き出ている水は,昔から「薬水」と呼ばれていて、この「薬水」を飲めば諸病から救われると、病床にある人のために汲んで帰る人が多い。
そのほか、狭井のお神水として酒屋さん、地元素麺屋さんなどは、それぞれに製品のつくりはじめには必ずこのお水を欠かさずにいただいて帰るという。
あの日も,多くの人がタンクやペットボトルに水を汲んでいたよなぁ~
「写真;大神神社の摂社・狭井神社のお神水」


































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