大和浪漫

私、瓜亀仙人が奈良・大和路の社寺や自然、生活の様子などをお伝えしたいと思います。

笠置寺正月堂

2010年01月22日 | 京都府
奈良に春を告げる行事と云えば,東大寺の「お水取り」。
正式な名称は「修二会」という。
旧暦の2月に行われたことからこの名前がついているとい う。
その行事が行われるのが,東大寺「二月堂」。
現在の東大寺には「二月堂」,「三月堂」,「四月堂」はあるのだが, 「正月堂(一月堂)」がないのを以前から不思議に思ってた。
昨年の末,笠置寺を訪ねたとき,笠置寺本尊弥勒大磨崖仏の前で「正月堂」があった。
解説を読んで納得したような,しなかったような・・・
今度は「五月堂」探し?
写真の大きな岩は,「笠置」の地名となった岩 ?
天智天皇の皇子・大友皇子が狩に来て霧で道に迷い、山の神を念じたら危難を免れ、後日の為、岩上に藺笠を置いたという岩やろか?
いろいろあった今年の「正月」も,あと10日ほどで終わるよなぁ~
※正月堂
笠置寺本尊弥勒大磨崖仏の礼拝堂である。またの名を正月堂と言う。大平勝宝4年(752)東大寺実忠和尚が千手窟で修行の折感得された十一面観音をまつる。現在奈良二月堂で営まれるお水取りの第一回目は、元正月堂(現大師堂)の場所で執り行われた。創立の建物は元弘の戦で焼失したが、室町時代東大寺貞盛和尚により復興されたのがこの建物である。
正月堂は、ここ笠置寺と三重県島ケ原村の観菩提寺にある。
「写真;笠置寺正月堂」































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