大和浪漫

私、瓜亀仙人が奈良・大和路の社寺や自然、生活の様子などをお伝えしたいと思います。

木の国へ

2010年09月21日 | 和歌山県
昨日,やっと愛車のオイル交換を済ませた。
エンジンが大きくなったからか,交換に必要なオイルの量が多くなりお金がかかる。
作業の待ち時間に,この半年,走行したところを思い出していた。
8月にドライブした和歌山・高野龍神スカイライン。
道路から見える景色は,すべて「木(山)」やった。
和歌山は,「紀州」・「木の国」と呼ばれている。
和歌山県林業の発祥は遠く神代の昔にさかのぼり、日本書紀によると、「素戔鳴尊の息子、五十猛尊は、妹神たちと供に植林に専念され、大八洲国の国中に樹木の種をまき、植林し、国中に繁盛させ青々とした山とされてのち、今日の和歌山市伊太祈曽神社の地に鎮座された。」とある。
それ以来、和歌山県は、「木の国」と呼ばれ、五十猛尊の御事業は,和歌山県はもちろん大八洲国における林業の起源であるとされている。
元明天皇の和銅5年(712年)、国号は2字を用いるとされたため「紀伊」と書くこととなったが読みはやはり「き」であったといわれている。
平安時代に入り神武天皇が大和の橿原に宮殿をお建てになる時、天富尊に命じて殿舎に使用する木材を和歌山県から伐採し、また、本県の職人をして造営に当たらしめたと当時の古語拾遺に記されている。
また、比較的新しいところでは、江戸城の改築や、諸大名の江戸屋敷などの建築、神社仏閣の建立などに数多く和歌山県産の木が使われたといわれているそうだ。
また,どこかへ走りに行きたいなぁ~
「写真;高野龍神スカイライン・花園展望台から高野山方面の眺め」
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