大和浪漫

私、瓜亀仙人が奈良・大和路の社寺や自然、生活の様子などをお伝えしたいと思います。

砺波平野の垣饒

2009年07月31日 | 北陸
トロッコ列車に乗ったあとは、初日の宿泊地へ移動。
車窓から見えるのは、富山・砺波平野。
奈良の盆地とは違い、四方が山に囲まれてへん!
気になってしょうがないのは、小学校の時に社会科で習った「砺波平野の防風林」。
冬の暴風雪や春のフェーン現象による 強風から屋敷を守るためという。
その防風林を、ここ砺波平野では「カイニョ」と呼ぶそうだ。
漢字で書けば「垣饒(カキニョウ)」。
それが訛って「カイニョ」になったという。
「カイニョ」はぼんぼり状で、高い木の上の方だけ枝が発達した形になっている。
これは、春先に上から吹き下ろすように吹く強い南西のフェーン風対策に築かれたためという。
私はその風景が珍しく、「カイニョ」「カイニョ」と連発し、シャッターを切っていた。
車窓から、剣岳が見えるのではないかと探したが、全ては雲の中やった。
宿の部屋に入って驚いた!
テーブルの上に、部屋から見える風景の写真が立てられている。
その写真には剣岳が写ってる!
雲が切れるとこの部屋から剣岳の夕焼けや朝焼けが見えるかも・・・
写真を手にとって眺めると、注釈書きで「奇数番号のお部屋」と書かれていた。
あぁ~紛らわしい! がっかりやんかぁ~
私の部屋は偶数や!
ホテルの窓から水田の消毒をしている農家の人の姿が見えた。
親父とお袋、よく2人で消毒してくれてたよなぁ~
今夕,我が家の地方は「おんぱらさんの花火大会」。
天気が心配やなぁ~
夏の大祓いやねんから,そろそろ梅雨明けてくれへんかなぁ~
「写真;砺波平野の防風林」


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