卑弥呼が来た

日曜日の夜、私が家人と西国御詠歌を詠い終えたその時だった。
白いニットの服を着た年齢が分からない女性が、突然我が家にやってきた。
母の死を聞いて、参りに来てくれたのだという。
私はその服装や言葉遣い、雰囲気（オーラ？）から、「この人は卑弥呼や！」と感じた。
その方は、大阪在住の電子琴？の演奏家だと親父から聞いていたが、初対面やった。
そらから母の仏前で、彼女の不思議な話が延々と続いた。
彼女はある日、東へ行きたいと思ったので、自宅から東の方角にある旅行代理店に行き、係の人から勧められて行ったのがニューヨーク。そこでジャ ズと出会い、それからトランペットの方とベースの方と共に演奏活動を始めたらしい。
ある日は、西に行きたいと思ったので車に乗って西へ向かい、九州の西端の港から車をフェリーに積んでＩ島へ、すると偶然、そこの神社で演奏をすることになった。何故か自分の祖先はこの島で生活していたことがあり、自分をここに呼び寄せたのだと感じ・・・その島で、昔の人たちの霊（“元寇”のこと？）を鎮めるために、モンゴルの宗教家？の方と協力して・・・
兵庫県のＮ神社と縁があり・・・全国一ノ宮会の・・・
兵庫県の○○神社ではＤｒコパが現れて・・・
神戸で平成の救世主が亡くなったとき・・・
三重県伊賀に縁があり、Ｉ神社の駐車場で、多くの伊賀モノと甲賀モノが信長によって殺され・・・織田が・・・
大阪府のＴ神社へお参りした帰りに 正面衝突したが無事だったのは、鎌足公が現れて自分を守ってくださり・・・
談山神社の地に何かを感じて呼ばれたようで・・・興福寺の僧兵との争いの話を聞き・・・
三輪山へ登ったとき白蛇を見た。その後、何故か箸墓に案内され・・・
千葉の月の砂漠？を見に行き、私に「インベ？」と囁く方が・・・
ギリシャの火山噴火で沈んだ島に行き、アトランティスを感じ曲にして・・・
オーストラリアを車で縦断したとき、ワニが・・・
カナダの温泉の湧いている・・・や濁流の河で・・・
北極へ行って・・・　　　アイスランドのマグマが・・・
バチカンの広場で琴を弾いたら・・・ヨハネパウロが・・・
“卑弥呼”が帰ったあと、私たち家族は全員クタクタやった。
「写真；長岳寺への道」