大和浪漫

私、瓜亀仙人が奈良・大和路の社寺や自然、生活の様子などをお伝えしたいと思います。

四国遍路④大日寺

2010年01月16日 | 四国
山門前の駐車場の脇に「焼き芋 なると金時」の立て看板。
さつまいも売りのおっちゃんが寒空に座っていた。
バスから下りた人は,皆その方向に視線がいった。
しかし,お参り前に買うことはできない。
「大日寺」の朱塗りの山門は,上層が鐘楼になっている鐘楼門。
「変わった門やなぁ~」と云いながら,くぐる人が多かった。
お参りも4番札所まで来ると,初参加の人もライターの扱いに慣れてきた様子。
「ロウソクを立てるのは奥の高い方から,線香は中央に」
しかし,それをしようとすると,手前の火が邪魔をする。
事件は起こった。
ロウソクを奥に立てようとした男性の防寒着 の袖に,手前に立ててあったロウソクの火が燃え移った!
服が燃える!
今まで春から夏,秋にしか遍路してこなかったので,冬の防寒着を着てのお参りは初めて。
やっぱり四国はワンダーランドや!
それでも先達さんは,
「最後の人,火が消えてしまうから,ロウソク立ての扉を閉めて!」と叫んでいた。
※大日如来
弘法大師は、あらゆる宗教における神や悪魔は、すべて大日如来の顕現であり、大日如来の身体は宇宙そのものである。同時に、一粒の微塵の中にも大日如来は存在する。太陽を超えるという意味で「大日」と名付けられた。大日如来は、白蓮華に坐して瞑想を行っている姿で、胎蔵界・金剛界曼荼羅の中心に描かれる。
「写真;大日寺本堂」

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