大和浪漫

私、瓜亀仙人が奈良・大和路の社寺や自然、生活の様子などをお伝えしたいと思います。

雲隠れ

2014年04月13日 | 日々の暮らし
ここ連続の宴会と昨日の趣味の園芸で私はお疲れ。
録り溜めたHDDを観ながらぼんやり。
そんな中に源氏物語「雲隠れ」。

私は「雲隠れ」を
1 雲の中に隠れること。
2 姿を隠して見えなくなること。行方をくらますこと。「責任者は―した」
3 高貴な人が死ぬこと。お隠れになること。
と思っていたけど、
源氏物語の巻名。
巻名のみで本文はなく、主人公光源氏の死を象徴しているといわれる。とのこと。
ぼんやりするのも勉強になるなぁ~

@雲隠れ
『源氏物語』五十四帖の巻名のひとつであり、幻と匂宮の間にあるとされるが巻名だけが伝えられ、本文は伝存しない。
もともと巻名だけで本文は書かれなかったとする説と、本文はあったが紛失したとする説がある。
本巻の前巻である「幻」から次巻である「匂宮」までは8年間の時間が経過しており、この間に光源氏が出家して嵯峨に隠棲し、2、3年後に死去したことが「宿木」に記されている。またこの間に頭中将(太政大臣まで出世した後引退し、致仕の大臣と呼ばれた)や髭黒(同じく太政大臣まで出世)も死去しており、源氏物語の作品世界では大きく世代交代が行われている。

『源氏物語』の54帖を数えるときにこの「雲隠」を含める数え方と含めない数え方とがある。「雲隠」を含めないときには中身の多い「若菜」を上下に分けて2帖に数え、いずれの場合にも『源氏物語』は全54帖になるようになっている。
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1 コメント

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そうなんですか (山口ももり)
2014-04-14 18:47:25
源氏物語は何度も読もうとして中途で投げ出しました。このお話も初めて聞きました
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