「蛇」のことを調べていると,6月の第1日曜日に奈良盆地の中央部にある奈良県田原本町で“2匹の大蛇が現れる”ことが分かった。
昨日,仕事帰りに見に行くことにした。
1匹目は,田原本町鍵(弥生時代の「鍵・唐古遺跡」のある所)。
中学校の校門前、道を隔てた所に「鍵の蛇巻き」がある。
田原本町鍵では、毎年6月の第一日曜日に豊饒祈願と男 子の成人 を祝って節句の行事が行われ、藁で作った蛇の頭を17歳の男子が担いで、他の少年達が蛇の尾の方を持ち、お互いに引っ張りながら、集落の中を練り歩く。
これは17歳の男子が少年の仲間から離脱する儀式で 、巡行の後、榎の木に蛇の頭を下にして、尾の方を上へと巻き付けるので、「鍵の蛇巻き」は、「降り龍」と云われているそうだ。
2匹目は,田原本町今里(鍵から北北西へ歩いて約5分)。
田原本町今里では、毎年6月第一日曜日に農作物の豊作を祈ると共に男子の成人を祝う節句行事が行われ、蛇の形をした長さ18mの蛇綱を新しい麦藁で作り、13歳から15歳の男子が蛇の頭を担ぎ、それより年下の男子と当屋の男達が胴を持ち、集落の家々を廻り、大声で「おめでとう」と叫びながら祝福して、また、その練り道中で誰彼の区別なく、蛇綱で人を巻き込んだりするそうだ。
なお、巡行が終わった後、蛇綱は、頭の方を上にして大木に巻き付けられる。
昭和58年,文化庁より「鍵の蛇巻き」は「今里の蛇巻き」と共に大和の野神行事として、無形民俗文化財に指定された。
しばらく大和の夕暮れに,木の上の大蛇を見上げ感嘆するオジサン一人。
なかなかええもんやったなぁ・・・
「写真;今里の蛇巻き」
昨日,仕事帰りに見に行くことにした。
1匹目は,田原本町鍵(弥生時代の「鍵・唐古遺跡」のある所)。
中学校の校門前、道を隔てた所に「鍵の蛇巻き」がある。
田原本町鍵では、毎年6月の第一日曜日に豊饒祈願と男 子の成人 を祝って節句の行事が行われ、藁で作った蛇の頭を17歳の男子が担いで、他の少年達が蛇の尾の方を持ち、お互いに引っ張りながら、集落の中を練り歩く。
これは17歳の男子が少年の仲間から離脱する儀式で 、巡行の後、榎の木に蛇の頭を下にして、尾の方を上へと巻き付けるので、「鍵の蛇巻き」は、「降り龍」と云われているそうだ。
2匹目は,田原本町今里(鍵から北北西へ歩いて約5分)。
田原本町今里では、毎年6月第一日曜日に農作物の豊作を祈ると共に男子の成人を祝う節句行事が行われ、蛇の形をした長さ18mの蛇綱を新しい麦藁で作り、13歳から15歳の男子が蛇の頭を担ぎ、それより年下の男子と当屋の男達が胴を持ち、集落の家々を廻り、大声で「おめでとう」と叫びながら祝福して、また、その練り道中で誰彼の区別なく、蛇綱で人を巻き込んだりするそうだ。
なお、巡行が終わった後、蛇綱は、頭の方を上にして大木に巻き付けられる。
昭和58年,文化庁より「鍵の蛇巻き」は「今里の蛇巻き」と共に大和の野神行事として、無形民俗文化財に指定された。
しばらく大和の夕暮れに,木の上の大蛇を見上げ感嘆するオジサン一人。
なかなかええもんやったなぁ・・・
「写真;今里の蛇巻き」
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