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自転車のパンク修理

2009-07-20 | Weblog

 皆さんこんにちは・・・自転車がパンクしてしまいました。これは、一大事です。とにかく自分で修理してみましょう。結果は後で・・・・・
 準備は、以下の通りです。水、ゴムバッド、紙やすり、工具ですが、パンク修理キットが売られていますので、購入するのが手っ取り早いです。それと空気入れ、雑巾も必要です。



 タイヤの口金部のねじを全部はずしてから、口金をタイヤに押し込んでおきます。これは、口金部とリムがくっついており、タイヤの端をはさんでいるからです。



 タイヤは、リムの径に寸法が合わされていますから、タイヤをリムから外すのは、少し力が必要です。そこで、この工具が活用されます。この工具をリムとタイヤの間に突っ込み、こじ開けます。そして、スポークに先ず1本を止めます。
 次に、2本目の工具をその近傍に差込み、同じようにこじ開けます。これで比較的簡単にタイヤを半分リムの外側に出すことが出来ます。




 そして、口金部分を外します。これは、簡単に出来ます。このとき、タイヤの内側に、異常な突起物などがないことを確認しておきます。指で探る場合は、怪我をしないように注意して確認ください。



 これで、チューブが全部タイヤから外れます。ここで、タイヤに空気を入れて膨らまします。そして、水に沈めて泡の出ている所を探します。泡の出ている所を確認したら、何か目印をつけておきます。気泡が確認できたら、その他の部分も一応全部を確認します。特に口金部も確認しておくと良いです。気泡の出ていた部分は、タイヤに何かが刺さっている場合がありますので、タイヤの該当部分を良く確認しておく必要があります。
 ついでに、この際口金部の虫ゴムも交換しておくと良いです。虫ゴム交換は付け替えるだけですから、簡単にできます。虫ゴムは、根本まできっちり入れておくことが大切です。この部分で機密性を維持しています。



 水につけたあとは、チューブが濡れていますので、きれいに水気をふき取ります。これから、口金の栓を全部外して、空気を抜いてしまいます。それから、先ず紙やすりで、空気の漏れていた部分をすります。これは、ゴム表面の油分を取り除く、またゴム表面を荒らしてゴム糊の密着性を増します。当てゴムのゴムの貼り付け面積より更に広い範囲を荒らしておく事が必要です。この後は、ゴム糊をつけますが、指につけてチューブに塗ります。そんなに厚く塗る必要はありません。縫ってから、表面が乾燥するまで、数分待ちます。





 今回は、口金の近くに割れが発生し、ここを止めるのが役目ですが、貼り付け用ゴムパッドのエッジを切ってつける事にしました。



 ゴムパッドのアルミを外して空気の漏れている部分が中央に来るようにして貼り付けます。アルミを外す時、表面の透明フィルムが外れないように注意してください。この透明フィルムとゴムパッドを一緒に貼り付けてその上から圧力をかけます。指で強烈に押さえます。または、ゴムハンマで軽く叩きます。今回は、釘等の外部からのとげによるものでなく、口金部分のゴムと金具の接合部が割れていました。これは、修理で復旧することは、難しいことを感じながら一応手当てをしました。


 貼り付け後、透明フィルムをはがします。これで、修理は終了です。念のため、必要とあらば、一度空気を入れて水につけてみます。成果を確認します。濡らした後は、雑巾で水気をきれいに拭きとってください。


 それでは、これからはチューブを元に戻す作業になります。最初に、口金を戻します。それから、チューブを全体に戻してから、タイヤをはめていきます。タイヤを戻す場合に、チューブがねじれていたり、タイヤのエッジにはさみこんだりしますので、少し空気をいれて、チューブが正常に戻るように配慮します。口金が垂直に出ていれば良いですが、曲がって出ている場合は、チューブが少し回転している事になります。チューブやタイヤを持って回転しながら調整します。


 タイヤを入れていきますが、最後部分がなかなか入れられません。このとき工具を使って入れます。外すときに使った工具を、表裏逆にして使います。最後は、この様に突っ張ってきます。もう一本の工具を使って片方から同じようにリブを持ち上げて、2本を同時に入れていきます。


 一応全部タイヤが入ると、空気を少しだけ入れた状態で、タイヤを手で叩きながら、全周を確認し、タイヤ内で、チューブが均等に配置されていることを確認します。ねじれたり、かみこみがあると、タイヤを叩いているときに反応が異なりますので判ります。異常のないことが確認できたら、空気を正常値まで入れます。
 最近自転車に乗っている人を良く見ていますと、タイヤの空気が少ないまま、乗っている人が非常に多いのに気づきます。これでは、パンクもしますし、ペダルが重いし、良い事はありません。空気は何時も正常値まで入れておくように注意しましょう。
 自動車でも空気圧不足のまま、高速道路を走ると、パンクの原因になり大事故を起こします。スタンドに行けば、簡単に無料で空気圧は調整してもらえますから、こまめにチェックしましょう。

 
 最後のゴミは、アルミとフィルムです。  ご苦労さまでした。



 では、皆さん挑戦してみてください。では、またね・・・バイバイ


コメント
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