こうすれば良かったのにね。

絵本を読んだ後のJIJIの感想。

（絵本の中の話）

お姫さまが悪者に捕まってしまい、主人公の男女のコンビが助けに行く話。
その途中、悪者に数回邪魔されるが、すぐにクリア。
最後のボスもあっという間にやっつけられる。
そして最後に「ごめんね。暇だったから一緒に遊びたかっただけなんだ」とボスが言うのです。
お姫さまは無事に助けられて‥‥‥めでたし。めでたし。

この絵本を読み終わった後のJIJIのセリフ。

「それやったら、最初から『一緒に遊びたい』って言えば良かったのに。お姫さまを攫ったりしたらいけんよね。『一緒に遊ぼう』って言えばいいだけなのにね」だって。

そうですね。その通りです。
今まで、こんな真面目なことを言ったことがなかったので、ビックリしちゃった。
普段はいつもふざけてばかりなので（汗）

ゲーム禁止令 続行中

ゲーム禁止令。まだ続いてます。

時折、思い出したかのように「お母さん、ゲームは出来ないんよね」と寂しそうに言いますが、ココは堪え時。
「本当はさせてあげたかったけどね～。JIJIはお約束守れんで、お友達に自慢したり誘ったりするから。仕方ないね」というと、素直に「うん」と引き下がる。うぅ。

JIJIはまだ嬉しい事、楽しい事を皆に言いたいんだろうなぁって思うし、それを我慢するほど感情のコントロールは上手じゃないし。

JIJIの場合は、禁止してる間、癇癪を起こさないだけでも、成長なんだけどね。


今日はJIJIの病院の日（喘息）だったのですが、その帰り道、JIJIが車の中でいきなり口を両手で隠し始めてビックリ。
「どうしたん？」と聞くと「ちょっとね、ゲームのことを言いそうになっちゃったから、口を隠してみた」って…。
「お父さんとかお母さんには話してもいいんよ。お父さんのゲームやし。でもお友達には言ったらダメなんよね？」と言うと、ちょっと不思議顔。あまり理解できてない様子。
複雑に言うとダメよね。うーん。

「お約束は覚えてるん？」と聞くと「うん。お友達に自慢したり、誘ったりしないって事」と答えた。
「そうやねぇ。よう覚えてるやん。このお約束が守れるようになったらいいんやけどねぇ。ついポロリと言ってしまうんやろ？　わかるよ～。でもそれが我慢出来ないとダメなんよねぇ。残念やねぇ」で終わりです。

JIJIも、それほどしつこく「ゲームしたいなぁ」とか言って来ないです。
怒った私が恐いんかな？
ちょうど、幼稚園の行事が入ったこともあって、それどころじゃなかったしね。
今までもゲームの時間は３０分だったので、それほど生活は変わらないです。

「今年の夏休みは色んなことにチャレンジする」というのがJIJIと一緒に考えた目標なので（みなさんにとっては、当たり前の事かもしれないけど、JIJIは今まで出来なかった事が多いので）時間に追われることのない夏休みの間に、のんびりいろんな事をやって遊んでます。

今日は粘土で遊びました。
粘土は相変わらず、何かを作るまでは、辿り着きません。
JIJIがいろんな色を混ぜてボールを４つ作る間に、私は粘土の「スパゲッティ」と「瓦そば」「豆しば」などが完成しました。
粘土でミックス（いろいろな色を混ぜる）ボール（丸くもない塊）以外のモノを作ってくれる日を、気長に待ちながら、適当に付き合っていこうと思います。