先日の連休最後日は、某観光協会主催のイセエビ祭りでした。
イセエビに慣れ親しんでいただき、
その美味しさに開眼していただき、
御蔵イセエビのファンになっていただき、
あわよくば、ご購入いただこう!
・・・か?どうかは知りませんが、
島民及び協会賛助会員は無料♪
それ以外の観光客の方々は参加費100円♪
という、太っ腹~な企画!
御蔵のイセエビ漁は、
前の日の夕方網を海に仕掛け、翌朝回収し、
港に網を揚げたら「カギンコ」と呼ばれる道具を使ってイセエビを外します。
「カギンコ」は、御蔵言葉。
エビ漁を行っているオジちゃんたちの船には、必ず常備されていますが、
網に絡まったエビちゃんを、出来るだけ無傷で網から外す時、
このカギンコは無くてはならない道具です。
形状はドライバーの先を尖らして、U字形に曲げたよう。
漁協には売っていません。
例により、オジちゃんたちの手作りです。
イセエビ祭りの参加者にはこのカギンコを使っての、
エビ外し♪
網の片付け♪
そしてイセエビ汁♪♪
が、振舞われます。
私はお手伝いを頼まれ、イセエビ汁作り係。
島民じゃなかった頃から手伝っているので慣れたもの;^^?
エビぶった切り用の出刃、味噌コシ用の片手ザル、しゃもじ等持参で、
朝5:30、浜に向かいました。
さてまず。
カゴいっぱいのエビちゃんを出刃包丁で四分割します。
この日、イセエビ汁に使われるエビは、前から用意してあったエビちゃんたち。
自然は気まぐれ気分次第。
この日の朝、獲れる・・・か、どうかわからないエビを待っていては、
無事,イセエビ汁が作れるかどうかわかりませんからね。
まな板は、港に転がっているドでかい木っ端、
堅い殻を持つエビちゃんですが、ガンガン切っていきます。
とっくにお陀仏になっているエビちゃんですが、
何かの拍子に生きているみたいに足が動きます。
ひょ;;
さて全部、ぶった切り終わったら、
大鍋3つに分けたら水を入れ、火にかけ、煮ていきます。
途中二三回アクを取り、味噌を入れ出来上がり♪
近くにいた「じ」ちゃんに味見を頼むと、
「美味いっすね~♪」
よしよし♪♪♪
出来上がる頃、網の片付けを終えた参加者の方々が、
「イセエビジル~@;-@いせえびじる~~@;v@」という顔をして、
受付に列を作り始めます。
この日の朝は、風が強く肌寒かった;;
長ネギの薬味を入れた熱々のイセエビ汁♪
お替わりもタンとありました♪
美味しい美味しいと言って何度もお変わりをして下さる方も♪
そして、用意したエビ汁は鍋の底にちょっと残る程度となりました。
私も少し頂こうっと♪
・・・しょっぱ!。。。;;ー□ー
この一杯で血圧が上がってしまった方がいたか?
実に不安なところですが、
イセエビ祭りは来月の連休最後にも企画されております。
次回は気をつけます;;T-T;;