去年頼まれた学校でのカルチャー教室。
「ギャラ無しだけど、今年もまた頼めない?」と、聞かれたのが、確かまだ暑かった頃。
ナニやりたいアルか?
「アロマキャンドル」
アロマ~??? ま、イイけど。。。
・・・と承諾してから、はや数ヶ月。
アロマキャンドルは実はアロマが相当要ること。
あまり良い匂いはしないこと。
などなど検討の結果、
オリジナルキャンドル作りにすることにしました。
最初、アロマオイルを入れなくても良い匂いの漂う蜜蠟キャンドルを使おうと思いました。
蜜蠟は、古代エジプトでもミイラ作りに使われたという由緒正しい(?)代物。
教会で使われるため、随分長いこと修道院で作られていたらしい。
某ターシャテューダーさんが生前、自前のロウソクを作っていらしたとのことだが、
もしかして昔は普通に生活の中にロウソク作りがあったのかもしれません。
しかし!ミツバチが貴重になりつつある今、なんと値段が7倍もする!;;;@@
コレはどー考えてもムリムリ☆
パラフィンにいたしましょう;;;
パラフィンは石油製品。
どの過程でパラフィンが取り出され、ロウに加工されるのか?は存じませんが、
いろいろな加工が出来る優れもので、煤の出も少ないらしい。
さて。
どんなのを作るかナーーー。。。
良くあるキャンドル作りとしては、
・色のロウを数色用意して、紙コップなどに少しずつ入れ、シマシマのロウソクを作る
・あらかじめ色々な形のロウを用意して、紙コップなどに入れ液体のロウを流し込む
・・・んーーー、どちらもしっくりきません。
家にあったロウで試作。。。
んーーー。。。←試作
んんんーーー。。。←試作
。。。
おし!
コレに決まりまして、材料を調達。
事前準備が必要で学校の家庭科室を借り、半日作業。
学校での教室に挑んだのが先週の土曜日(すいませーん;;報告遅れてm__m)
当日は総勢22名が参加。
まずはシート状のロウを好きな形に切ってもらいます。
小さいコも小学生もおかぁさんも先生も、真剣に作業をなさっていました。
・・・って、この辺を写真に撮っておけば良かったよな~、とは思うのですが、
いつもながらそんなヨユーは全く無く!
想像力を働かせてお読みくださると幸いに存じますですm_m
さてその後、耐熱性のプラコップに切ったロウを貼り付けるところまでやってもらい、
芯を立てロウを流し込むところは、加減が難しいので私がやることにしました。
ロウを溶かすのは、ゴミ捨て場から拾ってきた一升炊きの炊飯釜;^^
ロウを投入してスイッチオンすると、数分でイイ加減に解けてくれます^^b
別のプラコップで溶けたロウをすくって、
貼付けた色のロウが固定するように、尚かつ溶けないように流し込む。
冷えて固まったらまた、流し込む。
当日は気温が気持ち高めで、なかなかロウが固まってくれず、
氷を持って来てもらって冷やしながら
流し込む
固める
流し込む
固まってくれない
自分の作業が終わったら帰ってイイよと言ったのに、まとわりついて手を出す男子三人ほど;;
流し込む
待つ
流し込む
コップが倒れてロウが流れ出る
熱い;;;
男子三人が代わる代わる質問をしてくる;;;
答えていたら手元がお留守になって
倒す;;;
焦る;;;;
やり直す
待つ
流し込む
。。。
。。
。
総てに流し込むまでは午前中いっぱいかかり、結構な作業となりもしたもし;;;
あちこちに垂れたロウを刮げ落とし、出来るだけ現状復帰をし、
肝心のキャンドルは、一晩そのままにしておいて頂くことを「う」副校長先生にお願いし、
完成品のお披露目は学校祭での展示までお預け。
素晴らしきその出来 ♪ は、後日、報告いたしますm_m