この禅の集い、一応?修行目的なので、内容が濃いです。
初日集まったら、オリエンテーリング。
お寺の子どもたちは自分の家で習っているかもしれないけれど、
お経の読み方、座禅の仕方などなどを、もいちど此処で習います。
次がお昼ごはん。
お寺では斉座(さいざ)と呼びます。
ご飯の前後にもお経を読み、
正座して食べる、
話してはいけない、
食器の音をさせてはいけないなど、
『食べることは命を戴くこと』と、いう教えを教わります。
そしたら境内散策をしてすぐ近くにある円応寺へ。
ここにはあの世でも恐ろしい閻魔さま他、様々な地獄の仏さまたちがいらっしゃいます。
そこで拝む。
ちなみに閻魔さま。
閻魔さまは人間を裁かれますが、ご自身も日に一度、
煮えたぎった鉛を大きな釜一杯飲まされるのだそうです。
誠に恐ろしい憤怒の形相ですが、お地蔵さまと同じ方と言われています。
表には裏が在り裏には表がある。
そういう考え方って好いな~と、思います。
お参りが終わったら帰ってお風呂。
建長寺の公?のお風呂は檜造りで広い。
脱衣場も広く、どこぞの温泉旅館の様ですが、
いわばお客様用なので、この造りなのでしょうね。
後、薬石。
昔は修行道場では晩ご飯は無かったとのことで、
お腹が空いて堪らない時、暖めた石をお腹に乗せて休んだとの伝えがある。
今はちゃんと食べます。
ご飯、煮物、けんちん汁、香の物。
お経を読んだらごちそうさま。
まだまだ続きます。
先ほど、閻魔さまに会ったのは、ここで懺悔紙(さんげし)を書いてもらうためらしいです。
ひとりずつ、判の押された紙が渡され、
「オラこんなことしちまっただ;;;許してけろ」
ってなことを、その紙に書きます。
この紙は、のちほど燃やされ罪はそれでチャラになる・・・
と、いう、なかなか日本人好みの考え方。
へ~~ ♪ おもしろ~い ♪
と、喜んでばかりいましたが、
そういえば、普通の修行道場では行われるのか?
臨済宗のどの場面と一致することなのか、訊いてないです。
今度訊かなくちゃね。
ここで。
私は席がちょっと離れていたので、懺悔紙が回ってきませんでした。
毎年書いているし、ま、今年は良いか・・・と、ぼーーーっとしていたら、
会長であらせられる「わ」和尚さまが、
なんとも言えぬ顔つきでわざわざ紙とペンを持ってきて下さいました;;;
「書くこと沢山有ると思って・・・w」
・・・;;;^^
・・・。
・・・。
ありますよ。
ありますよ、そりゃ。
書いていいなら書きますよ。
かりかりかりかり。。。
そしたら、
「一枚で足りますか?」と「ほ」和尚さまが訊いて下さいまして。
・・・;;;^^^
10年も居るからなのか?
そーゆーコトではないのか?
ま;;;
そゆことで;;;
その後の懺悔式ではうつぼのゴメンナサイも立派に天に昇っていきました。
メデタシメデタシ ♪
さて、ここまでで「写真が一枚も無いけど?」と思われた方、
多々いらっしゃるかもしれません。
一応、修行の場なので、カメラ係の和尚さまはいらっしゃいますが、
個人的にカメラを向けるのは如何なモノか?なので、
修行中の写真はありません。
さて、子どもたちはこれで寝かされます。
が、大人たちは反省会というなの飲み会が待っています。
反省会ではflot-samに喰いついた和尚さまを囲み、
この子ども会で作れないか?と、文殊の知恵。
この子ども会では二日目に海に行く。
その際に拾ったゴミでコレを作れないのか?
というのが推薦なさっている和尚さまの言い分なのですが、
うつぼ個人的にひっかかるのが、
そもそも、その海岸に発砲ゴミがあまり無いこと
発砲を縮める際、多少なりともガスが出ること
表面をコーティングするための樹脂の固まる時間等々
『自分の遊んでいる海にあるゴミがこんな形に変わるんだよ』
というメッセージを受け取って欲しいコトにはもちろん共感いたしますが、
クリアしなければならない問題、手間、必要な器材、
簡単じゃぁナイ・・・と、思う;;;かなり;;;
賛成反対、いろいろ案が出され、
とりあえず、和尚さま方でまずやってみようか?という話しに落ち着きそう・・・
なのかな?
と、いうことで、まだまだ明日に続きます~。