御蔵島うつぼ記

うつぼとこつぼの島暮らし

ごまのぱん

2010-07-10 09:17:59 | 創作food?
御蔵には無いものがたくさんありますが、
パン屋さんがありません。

週に一度、貨物でパン類は届くのだけれど、
私好みの、固いみッしリしたパンが手に入りません。

ほんの数日とか、一ヶ月くらいなら我慢も出来ると言うものですが、
こう日常的に無いとなると・・・;;

むむ~~☆不満じゃ~~っ☆

バザーで百円で買った無水鍋を持ってきてあったので、
試しに焼いてみました。

計量器がないので目分量です。

粉とイーストと、ご飯の残りと胡麻。
練ってこねて休ませて、ちゃんと二時醗酵もさせて、と。

以前オーブンで焼いた記憶から考えても「大きなまま」では、きっと無理。
四つに分けて、二つは塩味、残りにグラニュー糖をふりかけてみました。

焼く時にローズマリーの小枝を入れたりなんかしてみたりして♪
焼く時間も目分量です・・・いや、鼻分量と言おうか・・・::?

ん~~~っっ♪ムエレビエン♪

イケル♪♪♪
こりゃイケルよっ♪
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オタクですがナニか?

2010-07-08 07:13:34 | 日記

南郷に行った際、アヤシいタープを見つけました。

こんなところでナニをハル?

しばらく行くと、またまたアヤシい宇宙船(のような)が、木に停まっています。

ムム・・・し~~っ。。。。。
静かに辺りを見回しても宇宙人らしき気配はなく、
ナゾに包まれたまま、帰路につきました。

。。。ら!

そのナゾが解けました!
虫の研究者の方々が、トラップを仕掛けていた模様。
資料館で座談会を開いて下さいました。

カミキリムシの「か」さんと、トンボの「と」さん。
始まる前なのに、全身からウキウキ感が発散されています♪

御蔵は昆虫マニアにとって、楽園であること。
奥多摩や丹沢などと同種の生態系があること。
日本にいるカミキリムシ750~800種のうち、40~50種が御蔵にいるらしいこと。
島などの狭い空間で生きる生物は、比較的矮小化しやすいこと。
ケシカミキリは、なんと触覚を除く体長が2mmとか。
トンボの産卵の方法が、主に二種類あること。
ヤゴの呼吸は直腸にある直腸鰓(さい)で行われること。
酸欠になると、ヤゴは水面近くにお尻を上げて呼吸すること。
オスのトンボは交尾の際に、メスのお尻から前のオスの精子を掻き出す、、
んだけど、全部は出し切れないようになっていて、メスはより多くの可能性を試せること。
サツマゴキブリは、体側が黄色く、かわいらしい?とか。

ぃんや~~~っおもしろいっっっ♪
ウロ覚えの頼りない記憶をもとにした質問はもちろん、
未来の研究者と、そのお母さんからの核心を突いた質問も多々あり、
その度に、全身から喜びを溢れさせて、あれこれ答えて下さる「か」さん「と」さん。

ダイレクトに脳を直撃する「僕♪楽しいんでっす♪」感♪
森でばったり出会ったら、ヒトに見えないかもしれなくても、
自分の果てしない興味を満足させるために生きる♪
コレ!コレだよね~~♪

・・・まだまだだな~~、私!
よっし!がんばるじょ~~♪♪♪
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天までとどけ

2010-07-08 07:12:37 | 日記

昨日は七夕でした。
朝から降ったり止んだり。
夜になったら、大雨大風になってしまった今年の七夕。
牽牛と織り姫は出会えたんでしょうか?
最近の記憶を辿って、星が瞬く七夕なんて、あったっけ?

毎年、梅雨時期な七夕では不可能なような気もするし、
会えるように、旧暦に戻せば良いのになぁ。。。なんて思うけど、
もしかして、雲の上では晴れているので、
ふたりは水入らずで会っているのかも・・・?

これまでほぼ毎年、短冊に願い事を書き、鎖や提灯をつけた笹を飾っていたので、
御蔵で飾らないのも落ち着かないし、と、雨の中、裏庭から笹を刈り、
折り紙で飾りつけ、薄い和紙を短冊に切って、
ちっちゃいながらも、今年の七夕飾りが出来ました。

さほど、我が侭な願い事は書いていないと思・・・?;;^^
天までとどいて叶いますように。
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芳香

2010-07-06 13:04:37 | スケッチ
サクユリが咲き始めました。

サクユリはカサブランカの原種といわれていますが、
どこに咲いていても、その強烈な芳香でわかります。
これからしばらく、島の中のどこに居ても見ることが出来ます。

あでやかです。
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あらら?

2010-07-04 18:41:06 | 古壺の部屋

♪古壷~は、とっても、メシが~スキ~~♪

 ハイ♪小鳥はとっても歌が好き~♪の曲でどうぞ

ことあるごとに脅かして、メシよこせ、の要求。

目を吊り上げて叫んで脅かす。
あちこちを甘噛みして脅かす。
背中に飛びついて脅かす。
長鳴きして脅かす。
消え入りそうな声で脅かす。
見返り姿勢でじっと見つめて脅かす。
手をなにげなく乗せて脅かす。
泣き言を言って脅かす。
ぐったりしてみて脅かす。

すべてはおいしいご飯やおやつのため!
ほんとう~に腹ペラシなんです!

しかし、ですね。

さっき、私が遅い朝ご飯を食べようと支度していても、
・・・然程反応せず。
食卓に着いた際にも、見には来たけどそのままスル~。

この悠然とした態度はナニ???

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間違いました☆

2010-07-03 08:38:08 | 御蔵ことば

すみません;;

「ま」さん、ご指摘の通り、
フウトウカズラは定家葛ではありませんでした☆

ごめんなさいm;__;m

絡み付く系は同じですが、
フウトウカズラは、定家葛に比べ、葉が大きくハート形。
まったく違う植物でした。

御蔵では昔、この葉っぱをお金に見立て、子どもたちが遊んだことから、
「かねっぱ」と、呼ばれています。
冬になると房状に実がなります。

胡椒の仲間とのことで、冬に赤くなった実を齧ってみましたが、
胡椒の味はしませんでした~。
今の季節、残念ながら実はありません。
青々した葉が蔦っているのみです。

フウトウは「風藤」。
てっきり「封筒」かと思っていましたが、これも違った。
風の藤とは、また風流な名ですが、
そんな印象とはちょっと違った、南国ちっくな植物です。

里近くには、ちょうどいい被写体が無いし、、、
今日は雨で、撮りにいくのは憚られる。。。
そのうちお見せしますね。



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晴れなのだ

2010-07-02 17:54:06 | 日記

梅雨の中休みか、気持ちよく♪晴れました。

獣医さんをお見送りに、桟橋まで行ったついで。

玉石に寝転んで、昼寝。

っみゃ~~~ん♪
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ニャンコとカツドリとニンゲン

2010-07-02 17:50:31 | 古壺の部屋

遠隔操作の獣医さんが、御蔵にいらしていました。

御蔵島に常駐の獣医さんはいらっしゃいません。
なので、動物を飼っている島民は、何かあれば八丈島までなど、飛んでいきます。
ではなぜ、獣医さんが島にいらしていたのか?というと、
山に棲む猫の避妊手術のためでした。


・・・、とは何ぞや???

カツドリは、大切な山の木の根を痛めるので、
黄楊や桑などを出荷する山の民だった御蔵島民にとっては、
昔からやっかいな相手でした。

昭和の御代、そのカツドリが保護鳥扱いになったため、
カツドリを食する猫や烏が、今度は害獣となりました。
役場では、三年越しで猫を捕まえ、
去勢手術をし放つプロジェクトを、昨年から試行しています。

御蔵の山に野良猫はにゃん匹いるのか?
カツドリを食べているそうだが、本当にゃのか??
カツドリの数が減っていると言われている、昨今、
果たして原因は、猫の補食によるものにゃのか???

獣医さんは、捕獲してくる業者さんとタグを組み、
統計学、フンの採取と内容物調査、様々なさっていた模様です。

古壷は今年の冬、推定年齢6ヶ月で捕獲、
後、去勢手術をされ、ウチに転がり込みました。
ぼろぼろだった古壷を抱え、私が泣きついたのが、この獣医さん。
虫や眼や食事のこと、再三にわたるメールや電話にも丁寧に対応して下さったこと、
忘れることはありません;;;; 

今回も、具合はどうか?と仕事の合間にわざわざ尋ねて下さり、
「一度診ておけば、今後の指導がしやすくなりますからね」と。。。

本当にニャンコのカミサマのような方でした♪

古壷を含め、前回の捕獲&手術の後、引き取り手が見つかった猫は三匹います。
その子たちは、いま、とても元気です。
そして、これから後も飢えたり凍えたりすることはありません。

しかし、其の何倍ものあらゆる年齢のニャンコたちが、御蔵の山には棲んでいます。
御蔵の山に猫が棲んでいるのは、もとはと言えば、移入させてしまったニンゲンの仕業。。。

ニンゲンも、数多くの生物たちの一員だということを、
我々は、決して忘れてはいけませんのにゃ。

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旬到来

2010-07-01 17:48:13 | 創作food?

♪ぴんぽんぱんぽ~~ん
 漁協よりお知らせです。
 タカベが入荷いたしました。
 キロ○○円で、漁協窓口より販売します。
 ぱんぽんぽんぽ~~ん

おお♪

このごろ、制作三昧の日々なので、漁のお手伝いにも行っていないので、
魚に会っていませんでした。

久しぶりのタカベ。
何にしようかな?と、ちょっと考えて、
タタキにすることにしました。
ネギ、青じそ、生姜と一緒に、トンタカタタキます。

美味しかった♪
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