八島ビジターセンター

長野県のほぼ中央、霧ヶ峰高原の八島湿原を中心とした地域の最新情報をビジターセンターからお届けします

2007年06月21日 | Weblog
今日は朝から西の風が一日中吹き続け、鷲ヶ峰の斜面を勢いよく雲が登っていく様子が見られました。それに応じて雲行き(正に雲の行き先)は少しずつ怪しくなり、午後は雨が降ったりやんだり。お客さんもはっきりしない天気にうまく散策プランを立てられないでいるようでした。

霧ヶ峰高原は全体が南西に緩やかな傾斜を持つ高原で、諏訪湖のほうから斜面を駆け上がってくる南~南西の風が多いところです。また、霧ヶ峰の中でも北西の端に位置する八島ヶ原湿原は、斜面が西を向いているために西風が多いという観測結果が出ています。いずれにせよ、霧ヶ峰ではこの風が諏訪湖からの温かく湿った空気を高地に運び、急激に冷やすことで霧を発生させます。

一年のうち300日も霧が発生するといわれる霧ヶ峰。

梅雨の影響もあるのかもわかりませんが、今日の風の流れは霧ヶ峰の特徴をよく表していたように思います。

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