今紫色のお花を咲かせている、ウツボグサです。
マルハナバチがやってきました。全身毛に覆われていて、ふわふわのかわいいハチです。
ウツボグサは壷(?)みたいに奥行きのある花です。花びらで入り口にふたをしています。マルハナバチはそのふたを押し上げて中にもぐりこみます。壷の奥に蜜があるのでしょう。
ふたを押し上げてみました。ふたの下にはおしべめしべが収納されているようです。蜜をとりにもぐりこんだマルハナバチに花粉がつく仕組みになっているのです。
・・・さて、観察していると、マルハナバチは次から次にウツボグサを回っていきます。次はこれ、次はこれ・・・という風に。
よく見ると花から出てきたとき、前足(というのでしょうか)で顔や背中を一瞬ぬぐっています。猫が前足で顔を拭うのとまったく同じです。
花粉が顔や背中につくのを嫌がっているようでした。
虫は意外に自分の身づくろいをします。
ハエやハナアブだって、自分の顔まわりや触覚、足を丁寧に手入れします。
お風呂場に入ってきたカマドウマは、水滴のついた触角を何度も何度も手入れしていました。
触覚や足、顔まわりなんかはやっぱり清潔でないと使い物にならないのですね。
虫だって自分の体を気づかっているのです。人間と同じように。
身づくろいをする虫を見つけるたびに、「『たかが虫』とは思えないな」と感じるのです。
マルハナバチはどこにいるでしょうか?
今日は鷲ヶ峰に登りました。湿原が緑色でびっくり!ついこないだまで茶色かったのに。
ま
-------------------------------------------------------
■八島ビジターセンターのホームページはこちら
■八島湿原の最新情報を発信しています
■インタープリター(自然解説員)によるガイドウォークが好評です!!
■八島湿原にお越しの際は是非お立ち寄りください
■開館 午前9:30~午後4:30
■TEL 0266-52-7000 (お気軽にお問い合わせください)
■AED設置施設
-------------------------------------------------------
日本在来種マルハナバチについて興味があり立ち寄りました。