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今日はよく晴れました。風は冷たいですが、景色は◎な八島湿原です。
5月ももう10日です。カラマツの新芽が出始めています。いままで完全な裸だったカラマツも、今ではふんわりした薄い服をまとっているようです。
さて、タイトルの件ですが・・・
落下したヤドリギを発見しました。
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わかりますか?雪でぺたんこになっていますが、ヤドリギです。
ヤドリギといえば
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こんなのや
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こんなのが有名です。(この写真のヤドリギは八島湿原で一番人気のヤドリギです)
ヤドリギの一生は種が木の枝に落ちた(くっついた?)ところから始まります。自分で光合成をしながら、また、宿主(ここではミズナラ)の栄養をいただきながら成長します。ヤドリギはゆっくり成長するようで、よく目にする丸いこんもりした形になるまでには何年もかかるんだとか・・・。
ここまでは知っていても、ヤドリギの最後は知りませんでした。どんな形で一生を終えるんだろう・・・?
と思ったらこんな形なんですね。おそらくたくさんある「形」の中の一つですが。
雪でしょうか。
何か強い力が働いてヤドリギを宿主から引きはがしたようです。枯れて落ちた・・・というわけではなさそうですね。それとも寿命だったんでしょうか。
八島湿原を一周する中では(丸くなっている)ヤドリギは12、13個ですよ、と思っていましたが、一個減ったというわけですね。
湿原を一周する際はみなさんも数えてみてください。
丸くなっていない小さなヤドリギも意外とたくさんあります。そんなヤドリギもぜひ探してみてくださいね。
ま
でも4枚目にアイツの健在な姿が見えてちょっと安心です。
自然は毎年変わらずにいてくれるようでも、実際は少しずつ変わっていくものなんですね。目に見えないくらいゆっくり、でも確実に変わっていく。
凡人の私に見えてないだけなのかな??
今年もブログの更新、楽しみにしてます。
では。
ヤドリギといえば、「アイツ」ですね^^ なかなかアイツも頑張っています。でもいつかは枯れるor落ちる日がくるでしょう。
私たちは毎日見ているので変化に気づきにくいですね。日を空けてこられる方の方が変化に気づくようです。
今年も頑張って更新しますのでよろしくお願いいたします。