ヒメシロコブゾウムシ

今年初！とてたてヒメシロコブゾウムシ！！


今シーズンもよろしく＾＾。


ヒメシロコブゾウムシを発見してとてもうれしかったのですが、疑問が出てきました。

キミはどこから出てきたの？
どんな生活をしているの？



彼らについて私がわかることといったら、ヒメシロコブゾウムシという名前がついていること（彼らはそんな風に呼ばれているとは知らないでしょう。）、霧ヶ峰ではシシウドでよく見かけること、葉っぱをばりばり食べること、よく交尾している姿が見られること、歩き方がロボットっぽいこと、死んだふりをすることぐらいです。

卵も幼虫も見たことないなぁと思いました。

多分見てもわかんないなと思います。


彼らのこと、全く知らないのです。


・・・
一日中一匹のヒメシロコブゾウムシに張りついて観察していたら何か面白いことがわかったりして・・・

ま
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とても良い香りです。

エゾノコリンゴが大分咲いてきました。ついこないだまで白い花を咲かせる木といえばヤマナシでしたが、今はエゾノコリンゴと言った方がしっくりきます。

ズミよりもこんもりと縦長な樹形をしているエゾノコリンゴ。ふわーっとあまい香りが漂います。
ヤマナシ→エゾノコリンゴ→ズミ。
白い花を咲かせる木たちは、リレーをしているように入れ代わっていきます。（ズミとエゾノコリンゴは花期が被ったりしていますが）


春は白い花がきれいです。林内ではチゴユリがたくさん咲いています。アマドコロやスズランも蕾をつけています。

あ、あと旧御射山では　ニリンソウ　サンリンソウ　クリンソウ　が咲いています。



こんなカッコイイ蛾がいました！
トラ模様です！等高線にも見えます＾＾。目玉模様も立派です。

調べましたがなんという蛾かわかりませんでした・・・。わかる方どなたか・・・。


ま
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今日も出会いが。

ズミの枝にいました。


枝先に白い糸で家（？）を造る毛虫たち・・・(大丈夫な方だけクリックしてください）。

オビカレハと思われる彼らは、白い家の上でわりと激しく動き回っていました。

苦手な方（私を含め）はこの光景を見てぞっとするかもしれません。

悲鳴もあげてしまいそうになるかもしれません。

でも「こども」。

哺乳類にも爬虫類にも虫にも「こども」がいます。

ガの「こども」虫の「こども」

写真の毛虫たちは誰かのこどもとその兄弟たち。

ほら、一匹一匹がちょっとかわいく見えてきませんか？（強引ですか・・・）




ま
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今日はお知らせです。

今日はイベントのお知らせです。

八島ビジターセンターでは毎月毎月「特別」なイベントをやっております。

その名も「フルムーンミーティング」。

毎月満月の日の夜７時半ごろから９時半ごろまで、たっぷり２時間満月の湿原を楽しみます。

夜の八島湿原は特別です。周りに人工の明かりがほとんどないため「本当の夜」を体感できます。

「本当の夜」・・・コンビニの明かりや外灯の明かりがまったくなく、人間に支配されていない、人間が支配できないような世界・・・。

みなさんが知っている夜とはまったく違う夜がここにはあります。

人間の世界の外側に広がる、まったく異質な世界に会いにきませんか？




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ちょっと怖い風に書いてしまいましたが、まったく怖くありません（念のため）＾＾：。

でも本当に非日常な体験ができると思います。ひとことで言えば不思議。

満月に照らされる湿原、言葉では言い表せません。

ぜひ一度いらしてください。

次のフルムーンミーティングは6月16日（木)
フルムーンミーティング詳細




お待ちしております。
ま


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*注*毛虫ブログ*

ススキの先っぽに不思議なものを見つけました。




＊毛虫＊

まるでススキの穂のようにくっついているのは、、、毛虫。

それもあちこちに。





彼ら、何してるのかな？と思いきや・・・


死んでる・・・

茎にがっちりつかまったまま死んでいます。

どうして・・・。
これを見て思い出すのは去年の夏 過去記事①　過去記事② 草のてっぺんにつかまったまま死んでいるバッタたちです。
これは菌の仕業でした。
全く同じ菌かは定かではありませんが、この毛虫たちも菌にやられたのではないでしょうか。

周りを見回すと同じような毛虫が数匹。
去年までは見たことがありませんでした。

今の時期だけでしょうか。これから増えていくのでしょうか。見逃せません！！

ま

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ちびたまじゃくし

以前の記事で紹介したアズマヒキガエルの卵たち・・・。

すくすく成長しています。こんなに大きくなりました！



（完全なおたまじゃくしの形をしていないのでわからなかったのですが、これで孵化後の状態なんですね。初めて知りました^^;）

ときどき体をくねらせてピコピコ動きます。ずっと見ていても飽きません＾＾。観察を続けていこうと思います（水中を覗くだけですが）


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ヤマナシはほぼ満開です。ヤマナシの下を流れる小川に花びらが落ちていました。


サンリンソウの白い花をヤマナシの白い花びらの共演です。

散る花あれば咲く花もあります。
ヤマナシのあとはエゾノコリンゴ、そしてズミ。両方とも蕾をつけてスタンバイしています。

ま
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だれがやったの？

朝、ビジターセンターのシャッターを開けようと外に出ると、入り口にゴミのようなものが散らばっていました。最初は「あらら、泥でも飛んだかな？」と思ったのですが、泥が跳ねたにしては不自然。近くで見ると、散らばっていたのは鳥のフンとコケということがわかりました。


フン。

この場所には以前も鳥の糞が大量に落ちていました。しかし、その落とし主は冬鳥であることがわかっています。今はその鳥は八島湿原周辺にはいないはずです。一体だれがやったのでしょうか。柱の根元に生えているコケをむしったあともあるようです。一体誰がなんのために・・・。

また同じような痕跡が残っていたら、ちょっと注意して観察してみたいと思います。

ま
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夕方の湿原

今日は穏やかに晴れた日となりました。久しぶりに青空を見た気がします。こんな日は夕方の湿原をゆっくり散歩したくなります。そう思って、午後５時すぎの湿原に出てみました。人は私以外はいないようです。人の話し声は聞こえませんでした。その代わり、鳥の声が右からも左からも上からも聞こえていました。

「ちっちっちっち・・・」
ホオアカの声です。意識して聞いてみると数羽いることがわかりました。周りを見渡すと、湿原の中に３羽のホオアカが。そのうちの２羽が喧嘩を始めました。ホオアカの喧嘩、初めて見ました。鳥たちは人の知らないところで喧嘩したり、ご飯食べたりして生きているんだな、やっぱり人以外の動物にとっては、ここは生活の場所なんだな、そう思います。


ほかの鳥の声も聞こえました。
「ジェッジェッジェッジェ・・・」
カエルかな？と一瞬思いましたが、高くなったり低くなったりしていたので、おそらくオオジシギの声。なんとなくその場の腰を下ろして声のする方に目を向けてみたら、以外と近くにオオジシギの姿がありました。

ひたすら「ジェッジェッジェ・・・」とつぶやいています。独り言でしょうか。誰かに聞いてもらいたいのでしょうか。周りにはほかのオオジシギの姿はないし、だいいち声を出していたら敵に見つかるような気がします。なんで声を出しているんだろう・・・？それだけが不思議でした。オオジシギにはオオジシギの事情があるのでしょうね。
湿原を歩くオオジシギと、それを木道から眺める私と、不思議な時間をすごしました。

夕方の湿原、私はとても好きです。

夕日の射し具合　カエルや鳥の声　若葉のにおい

目も耳も鼻も使って八島を楽しめるから。



ズミが赤いかわいらしい蕾をつけています。上向きにつくさくらんぼのようです。


今日のヤマナシじいさん。
旧御射山神社前のヤマナシの花が見ごろです！！八島湿原前の広場から木道を右へ３０分。今のオススメです。


ま

霧

今日の八島は霧に包まれていました。

最近は、梅雨入りしたせいか

キリリとした太陽をみることがほとんどありません。

太陽が恋しいと思う中

霧がかかった霧ヶ峰もすごくきれい！

霧ヶ峰の霧はすっごく濃厚で移動が激しくて、

ただ霧が出てるだけじゃなくて、

色んな姿を見せてくれます。


これは、八島湿原を撮った写真なんですが、

右から濃い霧が迫ってきて

奥にある丘が右の方だけ白くて見えません。

写真を撮ってる間にも

霧は絶えず形を変え、左に進んで行きました。


あと、霧の中の植物ってのもまたきれい。

この木は、旧御射山神社のヤマナシじいさん。

霧の中に、さらに白いヤマナシの花がきれいです。





に
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ちびたち

今日も一日中霧の八島でした。太陽が出ていないからでしょうか。風が冷たく感じます。６月に入ったというのに、霧ヶ峰はまだまだ寒い・・・。

でも季節はどんどん進んでいきます。

垂れ下がっているのはダケカンバの花。雨や風で木道に落ちた花からは黄色い花粉が散らばっていたります。


木々の新芽もどんどん開いています。中でも早い段階で芽吹き始めたのがマユミです。
葉が開き始めると「ああ、春が来たなぁ」と毎年思う木です。

さてそんなマユミですが、こんなちびイモムシ（けむし）たちがくっつき始めました。

ちびたち。

苦手な方は　「うわっ　どこから湧いた(-o-;)」って思うかもしれません。

もちろん急に湧いたわけではありません。もととなる卵が木に産みつけてあったのです。こちらをご覧ください。去年の秋に産み付けられた卵たち・・・。それが孵化したのです。このコたちが成虫になって、また産卵して、来年またちびたちに会える・・・。そう思うと、ちょっと「うわっ」って思うような幼虫の集団もかわいく思えてきます。（私だけでしょうか）

ま

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