天気がよく、穏やかな日差しの4月12日
ボンディファームさんへ
野菜ソムリエ、そして興味をもって下さった一般の方も含め22名が参加!!
自宅前では鹿股さんご家族と
ボール も一緒に迎えて下さいました
早速、鹿股さんの軽トラ が先導して、
使っている畑・計1町3反の中の一部、少し離れた「にへいの畑」へ
・・・・・・・・・
緩やかな傾斜に広がる畑には、
ニンニク、コウサイタイ、タマネギ、
ルッコラ、ハクサイ(バサナ←形がバサッと開いている)、
黒キャベツ、セロリ
などなど・・・
みんなで、ムシャムシャと虫のように
味見させていただきました。
一言でいうとどれも 優しい味がします
この秘密は後ほど・・・
そして、畑の中では小さな草花が賑わいでいます。
そうです!よく見る畑とはちょっと違う様子
これが鹿股さんの畑の特徴なのです!
野菜と草花が共生!!!
たぶん皆さんがよく見る畑とは、
雑草など作物以外はすべてとっている状態
でもここは敢えて、共生させている畑。
「草などに土を覆わせることで土を守る、
流れることなどを防ぐ効果を利用・・・
そして何より周囲と畑のギャップが少ない方(同じように草花があり)が、
病気も少なく虫取りなども少なくて済む・・・」
と、鹿股さんは穏やかな表情で私たちに語ってくれました。
土づくりは、鶏糞と緑肥・・・
緑肥も自然に生えたものをすき込む、これが鹿股さんの方法。
「今までいろいろな方法を試してきたが、これまでの経験からこれが良いとみつけた。
鶏糞を使っているのも、
牛よりもC/N比(炭素と窒素のバランス)が良かったから・・・
畑とまわりの環境を近づけること、
また余計なことをしない方が野菜の味にも角がでない、ノイズがない・・・
自分が作った野菜の味を好んでくれた人に買ってもらい、
美味しいといってもらえる、直接販売することでその声をきけることがうれしい・・・」
と、誰に習うこともなく、今までひとりで畑と向き合い、
畑を教科書に勉強してきたという鹿股さん。
常に畑を友とし、話しをしているという。
野菜が「優しい味」になるのも鹿股さんの人柄が味に表れていると納得です。
この他、畑ではクイズが!!!
Q. 同じ時期に育て始めたマルチに覆われたニンニクとタマネギなのに、
まわりの草花の生え方が、ニンニクの方が少ない・・・
さて、これはなぜでしょう というクイズ!
こちらがタマネギの畝
そして、こちらがニンニクの畝
A. 野菜たちも、土から必要なものをとっているだけではなく、
排出、つまりゲップやおならもしている。
その量の違いで、まわりの草花の生える量も変わるのです。
ニンニクは、連作障害がおこるので、その畑は使ったあと4-5年休ませるそうです。
畑の横で輪になり
農業をはじめたきっかけなどいろいろなお話をおきききしたのち、
お昼ごはんになる野菜を各自摘み取り、鹿股さんのご自宅へ。
この日のお昼は、各自持参したおにぎりやおかずと、
お台所をおかりして作った、採りたての野菜を贅沢なほど山盛りにした
サラダとお味噌汁・・・
自己紹介などもしながら美味しくいただき、午前の部は解散しました。
お腹もいっぱいになったところで、午後の部は実際に畑をおかりして種まき開始!!
種まき隊は、3人!+鹿股さんのお子さん、とほこちゃんも一緒に!!
ホウレンソウ、チンゲンサイ、ラディッシュ、カブ、などなど・・・
エダマメ(その名も品種名: 酒の友 )は、まだね!とお預けにされ
笑いながらも、
それぞれ播種方法を習いました。
慣れない三角がまを持ち、ウエストがくびれそうな体勢で、
1つの畝に4条まきするための溝を作ります・・・
種の捲き方も、性格が出ますよ~と言われ
種の上にまた土をかける方法も手でかけるもよし、三角がまを使うもよし。
優しい2人は手でかけていたのに、無精ものの私はカマを使ってました・・・
きっと、違いが畑に現れることでしょう・・・
さて、その後は、
その上を、足で踏み踏み!!
踏みつけることで、発芽もかわってくるそうです!
実際に種まきをすることで、
種袋をあけて、
「あれ、ホウレンソウの種が、水色~!!!」
とビックリ(薬がついているものでした)
「この作業していたら、腰曲がるね」
と話をしたり、
「踏み踏み楽しいね」
と騒いでみたり、
作業をすることで、
たくさんの「気づき」がありました。
「腰をかがめてた・ね・ま・き」
「さんかくガマを使って・・・」
「ふ・み・ふ・み」
「種があお~~い」
鹿股さん、ご家族のみなさん、
私たちにたくさんのお話、体験をさせていただき
ありがとうございました!!!
そして、事務局長さん、
企画、みなさんへの連絡などありがとうございました!!!
種まき隊は、
今後も鹿股さんのところへ伺う予定です!!!
投稿 by Seiko Moriya
GAP(適正農業規範)ではなく周囲の環境とのギャップを少なくする考え方には共感です!
暖かく迎えて下さいましたご両親、鹿股様ご夫妻、可愛いお二人のお嬢様、それに愛犬のボール。本当にありがとうございました。
PS 参加者の皆様からも感謝のコメントよろしくお願いいたします。
こんな生活もいいな~ なんてね
草の上に座ったのは何年ぶりかですよ
大切なのは中身
野菜もそう
苦労を苦労と思わずに楽しんじゃう生き方、ステキですね
またよろしくお願いしマース
また季節をかえて癒しのボンディワールドへ伺いたいですね。
saoriさん
私は草の上に座るのも、地面から体にパワーをもらうような感じがしました。
また是非ご一緒しましょう!!
今回初めて参加させていただきました。
鹿股さんからお聞きしたお話、生の味濃い野菜たち、初めてお会いする方々とのコミュニケーション、どれもが嬉しい一日になりました。
「野菜を作るだけでなく、作っている畑や野菜をみてもらい、いろいろなことを皆さんに伝えることも、私の社会的な役割と思っています。」
とっても印象に残った鹿股さんの言葉でした。これからもっと勉強していこうとつよくつよく思いました。
みなさん一日ありがとうございました。
鹿股さんのアイディアでみんなで輪になって
草の上に座ってのおしゃべり・・・
楽しいのはもちろん、鹿股さんのお話の中で
心に響く言葉がたくさんありました。
自然に添った農業、自然に添った生き方、
素晴らしいです。とても刺激になりました!
そして、刺激的だったのが、種まき体験現在、別の刺激が来てますが…(筋肉痛)。
農家で育った子供の頃に思いを馳せながらの
ボンディタイム、次が早くも楽しみです
せいこさんのまとめ方、素晴らしいですね私のブログに登場するのは来週でしょうか…青い種、びっくりでしたね
箱船に乗って、ボンディにボンジュ~~ル
春のそよ風の中、ボンディファームの自然に抱かれてそれは心地よい時間でした。
土に向かい、土と会話を続けた、
鹿股さんのお気持ち、とっても分かります。
雑草も野菜も虫も人間も共存できる世界。
それって、ほんとうは
地球のあるべき姿ですよね!
これからも、みんなで一緒にいろんなこと勉強していきましょう!!
かおりんさん
かおりんさんのようなリズムある文才がなくて恥ずかしいです。
いしころとまとさん
また虫の話???してください(笑)
で、遅まきながら・・・感想をば。
種まきは遅くなかったよ~~。(??)
山に囲まれた畑って「大地」って感じ!!
土に座ったのは小学校以来かも。
土の温かさと土のにおい、季節の香り、なんか心まで素直になれそうな気がしましたね。
鹿股さんがこれまた農業をやるために生まれてきた方ですね。
有機もいろんな考え方、やり方があるけど、一番自然に近いありのままの姿のように思いました。
さてさて、今頃、腰痛をおして撒いた種ちゃんはどんな芽を出してくれているのでしょうか?
どうかまっすぐに、どうか全部の種が芽を出しますようにと祈る思いです。
子育てと一緒ですよね。
そろそろ預けた子供の成長を見に行こうかと思っています。
アラカンの私でもできる体験、皆さんにもおすすめしたいなあ。