切られお富!

歌舞伎から時事ネタまで、世知辛い世の中に毒を撒き散らす!

東京の雪と、『雪の断章』

2008-01-24 02:45:22 | アメリカの夜(映画日記)
昨日の朝の東京は雪でしたけど、雪の出てくる映画でふと思い出したのは、『雪の断章 情熱』という作品。亡くなった相米慎二監督の作品だけど、冒頭、斉藤由貴の役の少女時代を、凄まじいまでのワンシーン・ワンカット、スタジオ撮影で撮っているんですよね。溝口健二の跡を継ぐのはこの人だったなあ~。スタジオで撮る雪のシーンの究極じゃないかな、きっと。 . . . 本文を読む
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映画と小説、『事件』

2008-01-24 02:17:03 | アメリカの夜(映画日記)
「映画と小説、~」シリーズもこれで一応、打ち止めか・・・。この原作は『野火』なんかで知られる純文学の作家・大岡昇平が書いた推理小説で、出版当時ベストセラーになり、日本推理作家協会賞を受賞したという作品。実際、特報や予告編でも原作者・大岡昇平や小林久三が登場したりして、当時話題の映画化だったことが想像できますね。ただ、そういうことより、この原作って、裁判員制度が導入されるいまだからこそ再読されるべき作品なんだと思います。そんなわけで、感想・・・ . . . 本文を読む
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