博多って、歌舞伎、人気あるんですか？（二度の花形公演をめぐって）

11月と2月の博多座で花形歌舞伎公演が行われるんだそうだけど、博多ってそんなに歌舞伎が人気あるんでしたっけ？九州は長崎しか行ったことがないんで、いつか博多に行きたいんだけど、11月が海老蔵の「石川五右衛門」で2月が猿之助の「男の花道」と「雪之丞変化」。演目的には２月だなあ～。というのも、猿之助の二本はむかし映画にもなっていて、面白かったからなんですけど…。

わたしの好きな映画版「男の花道」と「雪之丞変化」はともに長谷川一夫主演で戦前のモノ。「男の花道」は戦後に今の坂田藤十郎主演で再映画化されているけど、わたしは観てないんですよね。DVD出てるのかな？「雪之丞変化」はいろんな人で映像化されているけど、衣笠貞之助監督、長谷川一夫、伏見尚江出演の戦前版と、戦後長谷川一夫映画出演３００本記念作品として市川崑監督で製作されたカラー作品が傑出していて、個人的な趣味では戦前のモノクロ版がわたしのフェイバリットでした。

で、芝居に話を戻すと、この二作を舞台にかける猿之助の心意気がよいなあ～と思うんですよね。「男の花道」は明治座で猿之助がやっていたときに、運悪く観に行けず、心残りになっているんで、観たいところなんだけど、博多は遠いなあ～。

ま、二月までよ～く考えときます。

	男の花道―小國英雄シナリオ集
	クリエーター情報なし
	ワイズ出版

	雪之丞変化 [DVD]
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	角川書店