
先日NHKで放送された「日本ナンダコリャこれくしょん 今度は俳句だ!」という番組で最後に紹介された伝説の俳人・鈴木しづ子というひとに、俄然興味が湧いています。戦後彗星のように登場し、突然姿を消した謎多き女性。今もって、生死すら不明という彼女の俳句はストレートに恋愛を描いたもので、番組中では「今なら山田詠美か椎名林檎か」という紹介のされ方をしていましたが、これが、なかなかカッコよいんですよ!因みに、番組中で紹介された句は「夏みかん酸っぱしいまさら純潔など」。
二冊目の句集の出版記念パーティーで、「それでは皆さん、ごきげんよう、さようなら」と言い残して消息を絶った伝説の俳人・鈴木しづ子。生きていれば89歳になるそうですが、彼女のことを描いた小説があって、いま読んでいるところです。
江宮隆之著『風のささやきーしづ子絶唱』という本なのですが、精緻な取材に著者の想像を織り交ぜた、彼女に対する深い愛を感じる作品になっています。
しかし、とても困ってしまうのは、彼女の俳句をたくさん読みたいのに、彼女自身の生死が不明なため、彼女の著作権が残っているということ。なので、彼女の句集の再刊ができないということらしい。
ただ、著作権法67条の文化庁長官による裁定制度を使えば、利用できなくはないはずなんですけどね~。(こういうことをいうと、「お前がやれ」って話になりますが、著作権使用料を供託しなければならないので、出版社がやるしかないと思うんですけど!だから、わたしは無理!!)
てなわけで、苦労しながら彼女の俳句を探し読みしているのですが、ネット界にもファンは多いみたい。
しかし、句集の再刊、なんとかならないかな~。
因みに、わたしは以下の句も好きです。
「コスモスなどやさしく吹けば死ねないよ」
二冊目の句集の出版記念パーティーで、「それでは皆さん、ごきげんよう、さようなら」と言い残して消息を絶った伝説の俳人・鈴木しづ子。生きていれば89歳になるそうですが、彼女のことを描いた小説があって、いま読んでいるところです。
江宮隆之著『風のささやきーしづ子絶唱』という本なのですが、精緻な取材に著者の想像を織り交ぜた、彼女に対する深い愛を感じる作品になっています。
しかし、とても困ってしまうのは、彼女の俳句をたくさん読みたいのに、彼女自身の生死が不明なため、彼女の著作権が残っているということ。なので、彼女の句集の再刊ができないということらしい。
ただ、著作権法67条の文化庁長官による裁定制度を使えば、利用できなくはないはずなんですけどね~。(こういうことをいうと、「お前がやれ」って話になりますが、著作権使用料を供託しなければならないので、出版社がやるしかないと思うんですけど!だから、わたしは無理!!)
てなわけで、苦労しながら彼女の俳句を探し読みしているのですが、ネット界にもファンは多いみたい。
しかし、句集の再刊、なんとかならないかな~。
因みに、わたしは以下の句も好きです。
「コスモスなどやさしく吹けば死ねないよ」
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