ちょっと遅いんだけど、市川亀治郎の自主公演、「第6回亀治郎の会」の演目が決まったそうですね。「俊寛」と「道成寺」!対照的な役どころを選ぶなんて、挑戦的な亀治郎ならでは!一般売りは7月14日からということですが、チケット取れるかな?
・市川亀治郎公式HP
正直なところをいうと、「俊寛」って、ウェットな芝居だし、どうも苦手なんですけど、あんまりニンじゃなさそうな亀治郎があえてやるというところで、興味はありますね。
参考になるのは猿之助の舞台でしょうけれど、わたしの印象では、猿之助の俊寛は「無頼のひと」って感じの、孤独な強さみたいなものがありました。
(通常は、もっと悲劇的な役という感じ。特に、いまの幸四郎だと、相当弱った感じの老け役になる。)
まあ、大河ドラマの武田信玄で、大きな立ち役を経験したあとだけに、今度の俊寛もスケールの大きさが出てくるかもしれませんね~。
一方、一転して華やかな「道成寺」の花子。
わたしの勝手な印象かもしれないけれど、このひとの踊りって溌剌としたところがあるんですよね~。
それと、「野崎村」のお光役なんかは、現代的でコケティッシュな魅力がありました。
なので、彼独特のみずみずしく、現代的な花子が見れるんじゃないかって想像するのですが、書いているうちに、ほんと、観たくなってきてしまったなあ~。
というわけで、チケットなんとかゲットしたいな~。
・<私の役者寸評。> ④ 二代目市川亀治郎(以前書いた記事)
PS:以下の本ですが、『カメ流』はファン向け、『神仏のまねき』は皆様にご推薦というところですかね?
とにかく、『神仏のまねき』を読んだときは心底感心してしまったんですよ~、猿之助の後をいく歌舞伎界の知性派は亀治郎だって!
というわけで、必ずしも歌舞伎に興味のない方でも楽しめる内容の濃い一冊です。
・市川亀治郎公式HP
正直なところをいうと、「俊寛」って、ウェットな芝居だし、どうも苦手なんですけど、あんまりニンじゃなさそうな亀治郎があえてやるというところで、興味はありますね。
参考になるのは猿之助の舞台でしょうけれど、わたしの印象では、猿之助の俊寛は「無頼のひと」って感じの、孤独な強さみたいなものがありました。
(通常は、もっと悲劇的な役という感じ。特に、いまの幸四郎だと、相当弱った感じの老け役になる。)
まあ、大河ドラマの武田信玄で、大きな立ち役を経験したあとだけに、今度の俊寛もスケールの大きさが出てくるかもしれませんね~。
一方、一転して華やかな「道成寺」の花子。
わたしの勝手な印象かもしれないけれど、このひとの踊りって溌剌としたところがあるんですよね~。
それと、「野崎村」のお光役なんかは、現代的でコケティッシュな魅力がありました。
なので、彼独特のみずみずしく、現代的な花子が見れるんじゃないかって想像するのですが、書いているうちに、ほんと、観たくなってきてしまったなあ~。
というわけで、チケットなんとかゲットしたいな~。
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とにかく、『神仏のまねき』を読んだときは心底感心してしまったんですよ~、猿之助の後をいく歌舞伎界の知性派は亀治郎だって!
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