この本が本当にビジネスの役に立つのかよくわからないけど、読んでて楽しくなる本です!個人的には。ジョブス関連本に続くヒットだったな~。装丁もいいしね。というわけで、簡単に感想っ。
アメリカのロックバンド・グレイトフル・デッドなんて、今の日本の音楽ファンにどのくらいの知名度があるんですかね?
かつては渋谷系(これも最近は死語らしくて、若い子に聞いたら知らないといわれ、わたしショックを受けました!)のミュージシャンが彼らの曲を演奏していたこともあり、わたしもこのバンドの『アオクソモクソア』とか『ライブ・デッド』をよく聴いていました!あとジェファーソン・エアプレインの『シュールリアリスティック・ピロウ』も!
で、デッドの場合、だらだら長い曲を聴いてるのが楽しいんですよね~。曲自体のよさはトリビュート・アルバム『デッド・クレイジー』を聴くまでよくわからなかったくらいだし…。
ということで、肝心の本の話。
デッドがレコードの売上でなく、ツアーのチケット売上を収入源にしたこととか、チケットの直接販売、ライブの録音の許可などなど…。要するにファン(消費者)とのダイレクト・コミュニケーションで独特の世界観を作ってきたことが賞賛されています。
確かに、今はCDが売れなくなり、ライブ・エンターテイメントなど生の体験が尊ばれる時代。また、ネットの出現で供給サイドと消費者サイドの間が断然近くなった。(中間業者が不要になった。)
となると、すべてのジャンルがインディーズ化するはずなんだけど、そうはなってないなあ~というのがわたしの意見ではありますけどね。(たとえば、映画でも音楽でも、ビジネス的には寡占化が進んで、わたしに言わせればつまらないものがバカ売れする時代。)
とはいえ、この本のよさは、なんとなく肩肘張らずに読めること。このあたりがデッドの精神を体現して入るんですよね~。
ということで、閉塞状況を軽やかに逃げ出したい願望の持ち主には薦めます。ジェリー・ガルシアの透明感あるギターの音色とともに。
アメリカのロックバンド・グレイトフル・デッドなんて、今の日本の音楽ファンにどのくらいの知名度があるんですかね?
かつては渋谷系(これも最近は死語らしくて、若い子に聞いたら知らないといわれ、わたしショックを受けました!)のミュージシャンが彼らの曲を演奏していたこともあり、わたしもこのバンドの『アオクソモクソア』とか『ライブ・デッド』をよく聴いていました!あとジェファーソン・エアプレインの『シュールリアリスティック・ピロウ』も!
で、デッドの場合、だらだら長い曲を聴いてるのが楽しいんですよね~。曲自体のよさはトリビュート・アルバム『デッド・クレイジー』を聴くまでよくわからなかったくらいだし…。
ということで、肝心の本の話。
デッドがレコードの売上でなく、ツアーのチケット売上を収入源にしたこととか、チケットの直接販売、ライブの録音の許可などなど…。要するにファン(消費者)とのダイレクト・コミュニケーションで独特の世界観を作ってきたことが賞賛されています。
確かに、今はCDが売れなくなり、ライブ・エンターテイメントなど生の体験が尊ばれる時代。また、ネットの出現で供給サイドと消費者サイドの間が断然近くなった。(中間業者が不要になった。)
となると、すべてのジャンルがインディーズ化するはずなんだけど、そうはなってないなあ~というのがわたしの意見ではありますけどね。(たとえば、映画でも音楽でも、ビジネス的には寡占化が進んで、わたしに言わせればつまらないものがバカ売れする時代。)
とはいえ、この本のよさは、なんとなく肩肘張らずに読めること。このあたりがデッドの精神を体現して入るんですよね~。
ということで、閉塞状況を軽やかに逃げ出したい願望の持ち主には薦めます。ジェリー・ガルシアの透明感あるギターの音色とともに。
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