本日、新橋演舞場におりました！

昼の部観てました。若手中心の今月だけど、なかなか充実してたんじゃないかな？愛之助、獅童、亀治郎…。ただ、「一心太助」は賛否両論かもしれない。でも、エンターテイメントとしては楽しめましたよ。というわけで、取り合えず簡単に。

最初が「義賢最期」。愛之助はよい役者になったなあ～。台詞が随分良くなった。深みが出てきた。獅童も見た目＆口跡ともよかったし。とかく、アクロバティックな舞台になりがちなこの芝居が、最後まで「芝居」になってましたよ。

次が「京人形」。とにかく笑也が綺麗でわたし好み。山岸涼子のマンガに出てきそうな怪しさがある。二十一世紀歌舞伎組の面々も揃って芸達者。

そして、最後が「一心太助」。この芝居の元になっている沢島忠監督中村錦之助主演の映画を見ている人ってどれくらいいるんだろう！（ちなみにわたしは好きで観てました！録画したビデオも持ってるな…。）

映画を見ている視点からいわせてもらうと、映画のモダンな感じが巧く芝居に生かせていなくて、そこが残念。もっと、歌舞伎っぽくしつつ、もっとスピーディーに演出できたんじゃないのかな？ちょっと獅童の熱演に頼りすぎたんじゃないかっていうのがわたしの感想だな～。でも、部分的に良い点がたくさんあるのは事実で、続編で改善を期待したいなあ～。

ということで、久々にちゃんと感想を書きます。もう準備はできているので。

では！