先日のテレ朝・サンプロのホリエモンVS堀紘一の討論を見てさすがにちょっと不快になった。
私は必ずしもホリエモンを支持しているわけではないんだが、「堀紘一って賞味期限切れてるな」というのが私の印象。
堀紘一の本を読んだことのある人ならわかると思うのだけど、彼の本というのはほとんどのページが財界人との交流やエピソードに割かれている上に、彼自身も高級官僚の息子で親の人脈を利用しながら生きてきた、いわばエスタブリッシュメント・サイドの人間。(もちろん本人もバカではなかったとはいえ。)つまり、なんだかんだで今回の討論は彼の立脚点を明らかにしてしまっているように私には思えた。なにしろ、久々に田原総一郎がまともに思えたほど。
裸一貫で成り上がったホリエモンが多少は危ない橋を渡りながらやってきた立場(といっても今回の資金調達はかなりの“危ない橋”だとは思うが。)とは根本的に異なるということがよくわかった。
ところで、最後に堀紘一に関するエピソード。
私の友人で、彼の経営する会社へ就職活動の面接に行った者の話によると、普段「学歴など関係ない」という主旨の発言をしている彼だが、実態はまるで逆なんだとか。面接段階から、超有名企業並みの学歴差別が露骨で、私の友人(彼は差別されないで済む立場だったんだが。)もなんだかバカバカしくなって、途中で帰ってしまったんだとか。
メディアでは一見新しい経営者であるように見える堀紘一だが、その実、ゴリゴリの保守的価値観の人物だってことは、もっと知られてもいいのではないでしょうか?
私は必ずしもホリエモンを支持しているわけではないんだが、「堀紘一って賞味期限切れてるな」というのが私の印象。
堀紘一の本を読んだことのある人ならわかると思うのだけど、彼の本というのはほとんどのページが財界人との交流やエピソードに割かれている上に、彼自身も高級官僚の息子で親の人脈を利用しながら生きてきた、いわばエスタブリッシュメント・サイドの人間。(もちろん本人もバカではなかったとはいえ。)つまり、なんだかんだで今回の討論は彼の立脚点を明らかにしてしまっているように私には思えた。なにしろ、久々に田原総一郎がまともに思えたほど。
裸一貫で成り上がったホリエモンが多少は危ない橋を渡りながらやってきた立場(といっても今回の資金調達はかなりの“危ない橋”だとは思うが。)とは根本的に異なるということがよくわかった。
ところで、最後に堀紘一に関するエピソード。
私の友人で、彼の経営する会社へ就職活動の面接に行った者の話によると、普段「学歴など関係ない」という主旨の発言をしている彼だが、実態はまるで逆なんだとか。面接段階から、超有名企業並みの学歴差別が露骨で、私の友人(彼は差別されないで済む立場だったんだが。)もなんだかバカバカしくなって、途中で帰ってしまったんだとか。
メディアでは一見新しい経営者であるように見える堀紘一だが、その実、ゴリゴリの保守的価値観の人物だってことは、もっと知られてもいいのではないでしょうか?
こちらからも何度かTBしたんですが、嫌われてるのか(笑)受け付けてもらえませんでした。
堀に対する見解はお富さんとは少し異なりまして。
話がわかりやすくて、げすいツッコミも入れてくれるんで、昔から好きでした。傲岸不遜臭はプンプン漂いますが。
取り乱しそうなホリエモンが見れて結構痛快でしたが、何かと口挟む田原がうっとおしくて。
前のボストンCG時代、「ウチのコンサルティング料は1億」とか豪語してましたが、依頼する会社あるんですね。
今回の堀江の件もいろいろ考えてみたんですが、彼が何をしたかったのか私の頭ではさっぱりわかりません。
「フジの対応は想定範囲」を強調してますが、リーマンにしゃぶりつくされるリスク冒してまでニッポン放送を手に入れたとして、その先にどんな展望があるのか。裏でよからぬ輩が蠢いているとも噂がありますが。
この買収劇は、東大、フェラーリ、レースクイーンとブランド好きの堀江が、教育予備校に出演してからフジの女子アナと仲良くなりたいくらいから出発してて、フジサンケイグループの一員になろうとしたのかなくらいではないかと勝手に妄想してますが。
かつて市場主義や競争原理を主張してきた彼が、少なくとも法的には違法にならない堀江氏の株取引を批判するのが解せないんですよ。(まあ、経営者相手の商売をしてるから、といえばそれまでだけど。)ましてや、立法機関にいる政治家が合法な商行為を批判するなんて、政治家失格だと思うんですが…。
あと、堀江氏の狙いに関して。
私もよくわからないところがあるのですが、極々ここ一二年の推移から考えると、こんなあたりかなと…。
音楽や映像の著作権を巡る一種の「囲い込み」が始まったのは、CSや地上波デジタル化がきっかけでしたが、ここに録画DVDの規格の問題やIT産業のコンテンツ獲得が絡んで、複雑な様相を呈してきている。
実際に、ここのところ水面下でITマネーが様々な著作権産業に流入しているし、そもそも去年のIT産業のプロ野球参入もコンテンツ獲得戦争の一種だったのではというのが私の見方。
IT経営者のコンテンツ囲い込み政策には、かつての正力松太郎を思わせるものがあるのだけど、堀江氏の戦略の少なくとも一つは、フジサンケイグループが持っている著作権や版権にあるのでは、というのが私の推測。だから、ニッポン放送が上場廃止になってもそれなりの価値があると強弁しているのではないかと思うんですが、どうですかね…。間違ってるかもしれませんが。
とりあえず、後手に回るのを嫌ったホリエモン。勇み足にならなければいいが…。
ぼくは日曜日のサンプロ、ホリエモンが出てるのを知らなくて、裏の「波瀾万丈」見てました。録画で今回の話しはぜんぜん出てこなくてつまらなかった(笑)失敗しました。
ぼくは「テレビ、ラジオなどの媒体はいずれすべてインターネットに吸収されていく」というホリエモンの話しはたしかにそうなると思っていますが…ただ、そのヴィジョンはいいんですが、具体的な話しになると「ネットの双方向性を利用してドラマの脚本を視聴者の意見を取り入れて作る」とか、そんな月並みな話ししかで出てこなくて、「おいおいそんなことかよ!」と、ネットTVにつっこんじゃいました。(笑)
ライブドアのネットTVによるホリエモンの所信表明は昨日から毎日更新だそうです。
http://finance.livedoor.com/finance/shoshin
コメント遅れました。ごめんなさい。しかし、この件刻々と状況が動きますね。
なので、今の株問題は別にして、ホリエモンの人物論について若干の私見を。
私は必ずしも彼の手法に好意的ではないのですが、なぜか気になる存在。その“なぜ”を考えているうちに思い立ったのは、彼の漂わす「匂い」なんですよね…。
私は彼の存在というのは、森喜朗の言うのとは違う意味で「戦後教育の成果」かなという気がしているんです。それは、彼のファッションが象徴的なのですが、彼の漂わす「偏差値重視、内申書軽視」的な雰囲気(印象)なんです。
斯く言う私も、内申書はボロボロで、(彼ほど優秀ではありませんでしたが、)「実力本位さ!」などとうそぶいてきました。しかし、社会に出れば日本が根回し社会であることをいやというほど味わされる毎日です。そんな中で彼の姿勢や行動に羨望の念を禁じえないところがある。こんなところに、ホリエモンを巡って、世代間で好悪の感情が別れる原因があるのかなという気がしているのですが、どうでしょうか?
PS:ご紹介の記事を読んでいろいろ考えてます。そのうち、そちらへコメントしますのでよろしくおねがいします!
堀江と討論したのは堀紘一。
仰る通り、「紘一」でしたね。ちょっと前に気付いたんだけど、だいぶ前に書いた記事だし、まあいいかって感じで放置していたんですが、やっぱり直します。
ロッテ・ファンの方々ごめんなさい。
でも、やっぱり嫌いだな、堀紘一!!
外郭団体と天下りが諸悪の根源だと誰でも知っていると思ったら、そうでない堀のような男がいるのに驚いた。
天下りの話は小さなことだ、とか、ほんの一握りの人でしょ、というに至っては、呆れるほかない。高級官僚の世間知らずの、馬鹿ぼんぼん。あまり不愉快なのでテレビを切って寝た。
寝ても気分が悪かった。馬鹿野郎。
わたしも「朝生」見ました。
堀紘一など保守派論客が困っている人々に対して、「なぜ友達に金を借りるとか、できないのか?」などと言っていたのには呆れてしまいました。
自身がパリーグ会長にもなった高級官僚の息子で東大法学部卒、MBA取得者である堀なら、さぞや助けてくれる裕福な友達がたくさんいるのでしょう。でも、そうじゃない人の方が世の中多数派ってものでしょ、やっぱり。
たとえばわたしの場合、実家の転居が多かったせいで地域コミュニティーとの関係は希薄で、昔から「流れ者」って感じ…。(学校もサボってばっかりだったしな~。)
となると、個人としてのセーフティネットなんて、あんまりないな~というのが実感ですね。
だから、派遣村のニュースなんて明日はわが身って感じで受け取りましたし…。
といっても、堀紘一や片山さつきみたいな人たちには、こういうことは永遠にわからないんじゃないですか?
というか、「貧困」のテーマでああいう連中を呼んじゃあいけないと思いますよ。