皇族の婚約報道に関して、「そっとしておいてあげればいいのに」とか「号外まで出すことはないんじゃないの」と思ったわたしは例外なんでしょうか。女性宮家とか女性天皇を嫌がっているのは他ならぬ女性皇族の方なんじゃないか、などと大きなお世話だとは知りつつ考えたりする一方で、フィクションだったら一定程度許されるかなとは思うのですが…。
皇族に嫁ぐ女性への恋といえば、三島由紀夫の『春の雪』と島田雅彦の『彗星の住人』が思い浮かぶけど、前者は舞台や映画になっているのに、後者はそういう話にならないんですかね~。まあ、チャレンジングな企画ではあるけれど。
あと、何度も紹介してるんでまたかといわれそうだけど、今の天皇の学習院時代のご学友が書いた皇太子の青春『孤独の人』は日活で映画にもなっているんだけど、DVD化はされてないんですよね。なお、このご学友藤島泰輔はジャニーズ事務所の副社長の旦那さんでもあるんですけど、ま、世間的には認知度高くないような…。
他だと、少し生臭い展開で、松本清張の『神々の乱心』なんて作品があったけど、未完で終わっているのはとても残念。でも、松本清張はチャレンジングな人だったなと、今更ながら思います。
ということで、結局、何を言いたいかというと、パパラッチ的に皇族の恋愛にからむんじゃなくて、純粋にフィクションのなかで、表現の自由の中で、エネルギーを使えばいいんじゃないのという話。ま、メディアに向かって言ってるだけですけどね~。
皇族に嫁ぐ女性への恋といえば、三島由紀夫の『春の雪』と島田雅彦の『彗星の住人』が思い浮かぶけど、前者は舞台や映画になっているのに、後者はそういう話にならないんですかね~。まあ、チャレンジングな企画ではあるけれど。
あと、何度も紹介してるんでまたかといわれそうだけど、今の天皇の学習院時代のご学友が書いた皇太子の青春『孤独の人』は日活で映画にもなっているんだけど、DVD化はされてないんですよね。なお、このご学友藤島泰輔はジャニーズ事務所の副社長の旦那さんでもあるんですけど、ま、世間的には認知度高くないような…。
他だと、少し生臭い展開で、松本清張の『神々の乱心』なんて作品があったけど、未完で終わっているのはとても残念。でも、松本清張はチャレンジングな人だったなと、今更ながら思います。
ということで、結局、何を言いたいかというと、パパラッチ的に皇族の恋愛にからむんじゃなくて、純粋にフィクションのなかで、表現の自由の中で、エネルギーを使えばいいんじゃないのという話。ま、メディアに向かって言ってるだけですけどね~。
春の雪―豊饒の海・第一巻 (新潮文庫) | |
クリエーター情報なし | |
新潮社 |
春の雪 [DVD] | |
クリエーター情報なし | |
東宝 |
彗星の住人―無限カノン〈1〉 (新潮文庫) | |
クリエーター情報なし | |
新潮社 |
孤獨の人 (岩波現代文庫) | |
クリエーター情報なし | |
岩波書店 |
神々の乱心〈上〉 (文春文庫) | |
クリエーター情報なし | |
文藝春秋 |
神々の乱心〈下〉 (文春文庫) | |
クリエーター情報なし | |
文藝春秋 |
松本清張の「遺言」―『神々の乱心』を読み解く (文春新書) | |
クリエーター情報なし | |
文藝春秋 |
春の雪から読み始めて、天人五衰で力尽き読了せずにいるので、再度トライしようかと思いました。
ニコライ遭難読み始めて、司法独立、児島惟謙とピンポイントでしか知らないので、時代感がつかめるような気がしています。
コメントありがとうございます。
豊饒の海も、春の雪は密度が濃くてよいけど、後になるしたがって三島の衰弱ぶりが表れている気がします。
割腹自殺の一週間前のインタビュー音源「三島由紀夫 最後の言葉」で、インタビューアーに「3巻目がつまらない」といわれて、結構な説明(言い訳)をした上に、「次のプランはありません。」とか、「この作品で最後かもしれない」、「疲れた」と言っているのは、当時の本音なんだろうなあ~と、今になって思いますね。