以前も書いたけど、わたし、「ガラスの仮面」ってマンガが大好きなんですよ!冗談でなく。で、この演劇マンガのなかで「幻の作品」ということになっている「紅天女」がなんと新作能になるとか!上演は来年の2月、国立能楽堂!!
「ガラスの仮面」は以前記事にも書いた42巻が最新刊で、なかなか話が進まなくなっているんだけど、その原因はなんといってもこの「紅天女」。
散々、「幻の芝居」として大風呂敷を広げてしまったせいか、いざ肝心の「紅天女」という芝居が話の中心になってきたあたりから、作者の美内すずえの筆が重くなってしまったような気がする。
以前BSマンガ夜話のなかで、漫画家いしかわじゅんさんが「このマンガの問題は肝心の『紅天女』が面白くないこと。」と、まったく正しいことを言っていたけど、実際「幻の作品」はやっぱり幻のままにしておくのがよかったのではという気がする。
例えば、「幻の小説」をめぐる小説、小林恭二の「小説伝」とか、「幻の美女」について書かれた小説、リラダンの「ヴェラ」とかデュ・モーリアの「レベッカ」みたいに。(因みにこの「幻の美女」たち、ヴェラとレベッカは死者なんですよね!)
結局、作者の美内すずえの力だけでは御すことのできなくなったいわば"怪物芝居”「紅天女」のために、梅若六郎まで動員して無理やり形にしてしまおうということか?
いずれにしても、楽しみというか国立能楽堂始まって以来のチケット争奪戦が繰り広げられるんでしょうね。やっぱり、私も興味があるけど…。
しかし、こんなイベントがあるから、いよいよマンガも完結になるってことなのか、それともまだまだズルズル続くということか?読者の悩ましい日々は続きそうですね。
「ガラスの仮面」、能で「紅天女」 (日刊スポーツ) - goo ニュース
★ ★ ★
PS:なお、能に興味を持った方はこちらのマンガをどうぞ。とても親切に解説がされているのでおすすめ!!
・『花よりも花の如く』① 成田美名子 著
「ガラスの仮面」は以前記事にも書いた42巻が最新刊で、なかなか話が進まなくなっているんだけど、その原因はなんといってもこの「紅天女」。
散々、「幻の芝居」として大風呂敷を広げてしまったせいか、いざ肝心の「紅天女」という芝居が話の中心になってきたあたりから、作者の美内すずえの筆が重くなってしまったような気がする。
以前BSマンガ夜話のなかで、漫画家いしかわじゅんさんが「このマンガの問題は肝心の『紅天女』が面白くないこと。」と、まったく正しいことを言っていたけど、実際「幻の作品」はやっぱり幻のままにしておくのがよかったのではという気がする。
例えば、「幻の小説」をめぐる小説、小林恭二の「小説伝」とか、「幻の美女」について書かれた小説、リラダンの「ヴェラ」とかデュ・モーリアの「レベッカ」みたいに。(因みにこの「幻の美女」たち、ヴェラとレベッカは死者なんですよね!)
結局、作者の美内すずえの力だけでは御すことのできなくなったいわば"怪物芝居”「紅天女」のために、梅若六郎まで動員して無理やり形にしてしまおうということか?
いずれにしても、楽しみというか国立能楽堂始まって以来のチケット争奪戦が繰り広げられるんでしょうね。やっぱり、私も興味があるけど…。
しかし、こんなイベントがあるから、いよいよマンガも完結になるってことなのか、それともまだまだズルズル続くということか?読者の悩ましい日々は続きそうですね。
「ガラスの仮面」、能で「紅天女」 (日刊スポーツ) - goo ニュース
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PS:なお、能に興味を持った方はこちらのマンガをどうぞ。とても親切に解説がされているのでおすすめ!!
・『花よりも花の如く』① 成田美名子 著
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