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切られお富!

歌舞伎から時事ネタまで、世知辛い世の中に毒を撒き散らす!

久々に面白かった朝生。

2010-02-27 23:59:59 | TVピープル
最近はあんまり見てなかったんだけど、2月の朝生は面白かったですね~。今後はこういうメンバーでやったらどうかしら?

わたしは好きじゃないけど、ホリエモンというひと、論客としては一応認めますよ。ブログもやっぱり面白いしね。

で、番組最後のホリエモンVS水野和夫の論争「バブルは悪いのか?」って、今のトレンドにうまく乗った議論でしたよね~。

要するに、最近の宮崎哲弥とか、飯田泰之みたいな経済学者の主張するリフレ派型の議論にホリエモンも入ってきたんだなあ~という印象を持ちました。

バブル崩壊以後の「常識」的な分析を展開する水野和夫にたいして、ホリエモンの問題提起は、確かに風通しがよかったことは認めます。

それと、東浩紀が言っていた「(雨宮処凛や湯浅誠の語る貧困は、)一部の人のケースを全体に当てはめようとしている」という言い方は、わたしは賛成できないな~。

一部の人のレアなケースが、わたしみたいな人間も含めた一般労働者の状況と完全に地続きだって、イメージできないんじゃないのかな? 特に東大出身者は恵まれた家庭環境、経済環境の人たちが多いみたいだから。

それに、「仕事なんかいくらでもある」って、全然実感と違いますよ。わたしの周辺の失業者から話を聞いても、全然そんな状況じゃあない。

「選ぶな」といわれても、そのひとごとに事情があるんだから、無理でしょ。若い人なら、個人の条件のハードルも低いだろうけれど、高齢になればなるほど、事情があるんでしょうから・・・。

というわけで、GDP2%成長とベーシックインカムの組み合わせみたいな議論は、もはやスタンダードになりつつありますね。あとは、政治の問題か・・・。

                 ★   ★   ★

 朝まで生テレビ(2月26日放送分)
『激論!凋落日本と若手企業家の“成長戦略”』

司会: 田原 総一朗
進行: 長野 智子・渡辺 宜嗣(テレビ朝日アナウンサー)
パネリスト: 大塚耕平(内閣府副大臣、民主党・参議院議員、50)
齋藤健(自民党・衆議院議員、50)
東浩紀(東京工業大学特任教授、批評家、38)
姜尚中(東京大学大学院教授、59)
水野和夫(三菱UFJ証券チーフエコノミスト、56)
井戸実((株)エムグラントフードサービス代表取締役、32)
猪子寿之(チームラボ(株)代表取締役社長、32)
加藤優次(アットナビベトナム(株)代表取締役副社長兼CEO、31)
川崎貴子((株)ジョヤンテ代表取締役社長、37)
堀江貴文(元(株)ライブドア社長、37)
松谷卓也((株)プロジェクトニッポン代表取締役社長、42)
横田響子((株)コラボラボ代表取締役、33)
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