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切られお富!

歌舞伎から時事ネタまで、世知辛い世の中に毒を撒き散らす!

本日、国立劇場におりました。

2016-01-11 23:59:59 | 私の写メ日記(観劇版)
新春歌舞伎公演「小狐礼三」を観てまいりました。例によって、富司純子さん、菊之助夫人の姿をロビーでお見かけした一方、終演後には、寺島しのぶ夫妻の姿も!華やかな国立劇場でしたね!簡単な感想のみ。

この芝居を観るのも、ちょうど14年ぶりで、その時の礼三=菊五郎が今回は菊之助、富十郎が演じた日本駄右衛門を菊五郎という配役。14年前には、最後にまかれた手拭を隣のおばさんに譲ったんでしたね~。不意に思い出しましたよ。

で、舞台ですが、前回、雪月花の仕掛けで参加したMR.マリックは参加せず。螺旋形っぽい感じの鳥居の大道具と立ち回り以外は歌舞伎らしい舞台でしたね。

芝居では、梅枝の数馬之助が上出来の柔らかさだし、前回松助がやった飛脚と遣り手二役を橘太郎が調子よく好演。ちなみに、14年前は松助・松也の親子共演だったんですよね。

で、役者は全般に好調で、菊之助の礼三、菊五郎の日本駄右衛門、時蔵の舟玉お才、萬次郎の傾城深雪、奴弓平の亀三郎とも悪くなかったんだけど、問題はこの芝居自体にもうひとつコクがないこと。芝居のしどころとしては花月部屋の場くらいですからね~。

今年は黙阿弥生誕200年の年なので、人気作や復活狂言などいろいろ出ると思うんだけど、問題は復活のさせ方かな~。黙阿弥作品って、台詞の調子だけの風俗劇ではないはずですからね。

ということで、最初から最後まで華やかな舞台だったんだけど、14年ぶりに観た詳しい感想は、また後日ということで・・・。

ちなみに、舞台の台本は未入荷で購入できませんでした。後日買いに行きます!
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