切られお富!

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上方歌舞伎の大名跡「坂田藤十郎」、231年ぶり襲名へ

2005-06-09 00:20:00 | かぶき讃(トピックス)
勘三郎襲名もさることながら、中村鴈治郎の坂田藤十郎襲名も楽しみ。演目や日程が発表になった。

しかし、鴈治郎の体力の問題(当年73歳)もあるとはいえ、歌舞伎座では一ヶ月だけのようだし、なんだか地味な印象ですね。このあたり、どうなんですかね、松竹さん?

演目でいうと、やっぱり「先代萩」は楽しみ。でも八汐は誰がやるのか?関西歌舞伎ということでいえば、仁左衛門あたりなのかもしれないのだけど、個人的には富十郎で観たいところ。

「坂田藤十郎」って?という方は菊池寛の小説『藤十郎の恋』を読むとなんとなくわかります。(史実とは違う点もあるけれど。)

今の鴈治郎というと、渋かった先代と違って万年青年みたいな役者だなあというのがわたしの印象だったのだけど、ここ何年か渋い貫禄が加わってきてなんとなく感じが変わってきた。(そういう意味では、新勘三郎も先代と違って、「万年青年」だなあ・・・。幸四郎もしかり。)

ところで、以前、国立劇場で『忠臣蔵』の通しを鴈治郎がやったとき、ロビーにいた夫人の扇千景さんにお願いして、パンフレットにサインしてもらったのがいい思い出ではあるな~。


上方歌舞伎の大名跡「坂田藤十郎」、231年ぶり襲名へ (朝日新聞) - goo ニュース

藤十郎の恋・恩讐の彼方に

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