
11時の回を観てました。「義経千本櫻」の「渡海屋・大物浦」。菊之助、梅枝、萬太郎と若手の舞台で、残念ながら弁慶役の團蔵さんが休演でしたが、引き締まったよい舞台で、本来若手には難しいだろう演目が、充分鑑賞に堪える出来。五月の「合邦」がもう一つだっただけに、「菊之助、さすが!」と思いました。ロビーの冨司純子さんもお美しくて、嬉しいそうでしたよ!というわけで、簡単に。
詳しい感想は別の機会に書くつもりなんで、ざっくりとした印象だけ。
渡海屋の世話物っぽいところなんかは、本来若い役者には難しいんだろうけど、梅枝が違和感なく演じきっているのに感心しました。特に、夫の天気予報が当たると義経に説明するくだりなんか、並みの若手じゃないですよ。
菊之助の銀平は、ニンにないかと思いきや、海老蔵がやった時のガラの大きさとは一味違う、切れの良さで、今回指導した義父吉右衛門というより、仁左衛門の銀平を思い出してしまった。このあたりは芸風の問題かな。
大物浦は、受ける義経=萬太郎が若いのと、弁慶=團蔵の休演がちょっと痛くて、菊之助の知盛の熱演を受けきれなかったうらみはありますが、新しい菊之助を観た気がしました!
あと、鑑賞教室が20分だったのも、わたしみたいな「すれっからし」にはちょうど良かった!この場の萬太郎くんは口跡もよくて、歯切れがよく、だいぶ印象がよいですよ。
ということで、本来の鑑賞教室の客層以外をおおいに唸らせる舞台でした。映像に残してほしいな~。
詳しい感想は別の機会に書くつもりなんで、ざっくりとした印象だけ。
渡海屋の世話物っぽいところなんかは、本来若い役者には難しいんだろうけど、梅枝が違和感なく演じきっているのに感心しました。特に、夫の天気予報が当たると義経に説明するくだりなんか、並みの若手じゃないですよ。
菊之助の銀平は、ニンにないかと思いきや、海老蔵がやった時のガラの大きさとは一味違う、切れの良さで、今回指導した義父吉右衛門というより、仁左衛門の銀平を思い出してしまった。このあたりは芸風の問題かな。
大物浦は、受ける義経=萬太郎が若いのと、弁慶=團蔵の休演がちょっと痛くて、菊之助の知盛の熱演を受けきれなかったうらみはありますが、新しい菊之助を観た気がしました!
あと、鑑賞教室が20分だったのも、わたしみたいな「すれっからし」にはちょうど良かった!この場の萬太郎くんは口跡もよくて、歯切れがよく、だいぶ印象がよいですよ。
ということで、本来の鑑賞教室の客層以外をおおいに唸らせる舞台でした。映像に残してほしいな~。
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