黒澤明の『椿三十郎』のリメイクを森田芳光が監督するって話はこないだの記事で書いたんだけど、『用心棒』の方の監督ももう決まってるそうですね。しかし、この監督ってどうなのかな~。
ご存知の方も多いんでしょうが、崔洋一監督なんだそうですね。う~ん、実力派を揃えた角川春樹って感じはするけど、どうなのかな? 崔さんだと、『用心棒』の監督というより、用心棒役ってイメージだったりしませんか?
しかし、どういう監督を連れてきても、名前負けするというか、スケールダウンを想像せざる得ないっていうのが、この企画の限界なんじゃないかな?
いっそのこと、『座頭市と用心棒』を北野武監督で!という方がよっぽど洒落になるんじゃないですかね?東宝さん!!
ご存知の方も多いんでしょうが、崔洋一監督なんだそうですね。う~ん、実力派を揃えた角川春樹って感じはするけど、どうなのかな? 崔さんだと、『用心棒』の監督というより、用心棒役ってイメージだったりしませんか?
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森田は「椿三十郎」で、「用心棒」は崔洋一なんですね。
「椿三十郎」はどちらかというととぼけたユーモアのある作品なので、そのあたりをうまく演出できれば森田もありかもしれませんね。
黄金期の黒澤映画は、脚本はチームを作って、黒澤と菊島隆三、小国英雄、橋本治などの錚々たる面々が、額つき合わせて、うんうんうなりながら書いていたそうですよね。「用心棒」や「隠し砦」などのエンターテインメントでも、今ではありえないくらい元手がかかってるんですよね。
黒澤明にいま映画界が学ぶとすれば、安易に有名原作を漁るのではなくて、オリジナル脚本作りに時間を手間と才能を投入するということだと思いますね。
ベストセラーや人気漫画、はたまたジャニーズ事務所に頼り過ぎだって、よく思いますよ。