切られお富!

歌舞伎から時事ネタまで、世知辛い世の中に毒を撒き散らす!

運命の力!

2006-09-07 23:59:59 | カメレオンのための音楽
最近、ヴェルディの歌劇「運命の力」序曲というのにはまっていて、めまぐるしい日々を生き抜くためのよすが(?)にしているんだけど、たまたま600円で買ったLD(!)「アート・オブ・コンダクティング」のなかで、トスカニーニがこの曲を振っている映像を発見!「嗚呼、運命のチカラ?」って気がしてしまった!

わたしが聞いてるのは、チェリビダッケの指揮しているCDで、ここではゆっくりとした味わい深い感じの「運命の力」なんだけど、トスカニーニの方は、まったくの快速スピード。この映像の後に、オケをイタリア語で怒鳴りまくっているトスカニーニの声が入っていて、なかなかおっかないんだけど、どっちも悪くないなあっていうのがわたしの感想。

カトリック圏に旅行したことがあるひとならわかると思うけど、カトリック圏って、とにかく絵も彫刻もマリア像なんですよね。いまだに、涙を流すマリア像みたいなニュースが忘れた頃に出てくるそうだし、「過酷な人生に、救いの手」みたいな原像っていうのがあるような気がするなあ・・・。

ところで、肝心の歌劇「運命の力」って、面白いのかどうかわからないのだけど、『わたしの嫌いなクラシック』という本で、この序曲が好きなあまりオペラまで観ようとした友人を引き止めたってくだりが出てきたから、まあ・・・ってところか。

とりあえず、忙しすぎて神だのみって心境のわたしでした・・・。


Rossini/Verdi/Moazrt: Opera Overtures
Sergiu Celibidache
Angel

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1 コメント

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Unknown (しんいちろう)
2006-09-10 08:12:11
いやいや「運命の力」は悪くないオペラですよ。これぞヴェルディってかんじで。あの序曲は劇全体の主要なテーマをまとめたものなので、あの曲が好きならこのオペラきっと気に入ると思います。

許さんはすすめてなかったのですか?なぜでしょう?

話があんまりにも悲惨すぎるからでしょうか。
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