映画を可哀相にしたのは誰？

ちょっと遅い話題だけど、沢尻エリカの舞台挨拶での態度が悪かったって話は、大勢の人間が関わっている映画という商品にたいして、出演者が背信行為をやったってことでしょ？たぶん、映画の出演契約にだって、宣伝協力義務が記されているはずで、契約違反なんですよ。だから、生意気だとか締めるとかって話は、筋が違うと思うんだな～？

行定監督「映画がかわいそう」…“エリカ様”騒動の心中激白(サンケイスポーツ) - goo ニュース

で、わたしにいわせれば、瑣末な女優の不機嫌をここまで面白がった芸能マスコミって、「芸」とか「芸術としての映画」ってものに関心がないってことを、またしても（！）示してしまったってこと。

だいたい、映画批評を出来る資格のある芸能レポーターなんて、どうせいないでしょ？

そんな意味で、行定監督の憂いは当然なんだけど、どうせなら、「映画を可哀相にしたのは、芸能マスコミなんだよ！」って言い切って欲しかったな。

それに、この手の話題にのっかかるコバンザメ型芸無し芸人の典型・和田アキ子についても文句を言って欲しかった！

でも、どうせ言うわけないから、わたしが言ってあげました！

因みに、わたしが「コレは傑作だ！」と映画館で感動した行定作品は『贅沢な骨』っていう映画なんだけどね！

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