「逆櫓」「七段目」「釣女」の三演目。アメリカ映画にはクリント・イーストウッドがいるけど、日本の歌舞伎には中村吉右衛門がいるなあ~。充実した舞台でした。雀右衛門追善の舞台でしたが、芝雀も熱演。雀右衛門もさぞや喜んでいることでしょう。簡単なことだけ。
最初は幸四郎の「逆櫓」。「七段目」の陰に隠れていますが悪くない出来。福助のお筆、梅玉の重忠、高麗蔵のおよし。幸四郎の樋口も決まり決まりは形がよい。
そして、七段目ですが、吉右衛門演じる平右衛門が出色。以前、仁左衛門の平右衛門(お軽=玉三郎)を観たとき、「これ以上の平右衛門はなかなかないな~」と思ったのですが、今回の吉右衛門も素晴らしい!そのスケールの大きさ、名調子。
芝雀のお軽も、常ならぬ大熱演。舞台上手の障子が開いた瞬間、雀右衛門の面影を見ました。芝雀、ちょっと痩せたんじゃないかしら?顎のラインに陰影があって雀右衛門に似て見えた!こんなことは初めてですね。
最後は、「釣女」。重い二題の後の軽い演目ですが、又五郎の芸達者ぶりと、七之助の美しさ。橋之助、三津五郎もよいけどね~。
というわけで、詳しい感想はまた後日。
最初は幸四郎の「逆櫓」。「七段目」の陰に隠れていますが悪くない出来。福助のお筆、梅玉の重忠、高麗蔵のおよし。幸四郎の樋口も決まり決まりは形がよい。
そして、七段目ですが、吉右衛門演じる平右衛門が出色。以前、仁左衛門の平右衛門(お軽=玉三郎)を観たとき、「これ以上の平右衛門はなかなかないな~」と思ったのですが、今回の吉右衛門も素晴らしい!そのスケールの大きさ、名調子。
芝雀のお軽も、常ならぬ大熱演。舞台上手の障子が開いた瞬間、雀右衛門の面影を見ました。芝雀、ちょっと痩せたんじゃないかしら?顎のラインに陰影があって雀右衛門に似て見えた!こんなことは初めてですね。
最後は、「釣女」。重い二題の後の軽い演目ですが、又五郎の芸達者ぶりと、七之助の美しさ。橋之助、三津五郎もよいけどね~。
というわけで、詳しい感想はまた後日。
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