歌舞伎チャンネルに「正蔵の聞いたか聞いたぞ」というインタビュー番組があって、先月今月と中村福助がゲストなんだけど、福助が落語が好きで、高座で「厩火事」をやったことがあると聞いて、「へぇ~」って思った。ちょっと、聞いてみたい気がするな~。
「厩火事」という噺は、端折っていうと、年上の働き者の女房が働かない夫の愛情を確かめようとするという内容。(こう書くと、何だか格調高い気がするなあ~。でも、滅茶苦茶たわいのない噺なんだけどね。)
「ゆうれい貸屋」みたいな芝居のときの下世話な感じの福助って、落語が参考になっているっていうのはちょっと面白かったなあ。
ただ、下世話な女を演じる場合、玉三郎は辰巳芸者というイメージで、福助はもうちょっと市井の女って感じになるという違いはありますよね。
とりあえず、手近にあった八代目桂文楽、古今亭志ん生、なぜか持ってた柳家小三治を聞き直していたところ、志ん朝のがいいらしいと知って、ついつい注文してしまいしました。(これだから、お金が貯まらない!)
福助は桂文楽を参考にしているそうだけど、確かに志ん生じゃあ、女形の参考にならないモンね!
歌舞伎と落語の深い関係、この番組は意外と面白くなっていくかもしれないな~。
来月は三津五郎がゲストだそうです!
「厩火事」という噺は、端折っていうと、年上の働き者の女房が働かない夫の愛情を確かめようとするという内容。(こう書くと、何だか格調高い気がするなあ~。でも、滅茶苦茶たわいのない噺なんだけどね。)
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ただ、下世話な女を演じる場合、玉三郎は辰巳芸者というイメージで、福助はもうちょっと市井の女って感じになるという違いはありますよね。
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はじめまして。
実を言うと、わたしはあんまり福助ファンではなかったりしますが、知り合いに熱烈な福助ファンがいて、あの番組も録画して見せてあげました。
歌舞伎の女形さんには落語が好きな人が多いらしくて、芝雀さんも今月放送の歌舞伎チャンネルで、ちらっと「芝浜」をやってましたよね。
歌舞伎役者で寄席なんかやったら面白いかもしれないなあ~。
それと、もし試しに「厩火事」を聴いてみるなら、古今亭志ん朝のCDをオススメします。
歌舞伎の好きな方なら、芝居にもなっている「芝浜」や「文七元結」なんかも、聴きやすいと思いますよ。
今後もヨロシクです!