
近所の本屋になかったので、なかなか買えなかったのですが、歌舞伎座に行った帰り、いつものように奥村書店に寄って、ついに買ってしまいましたこの本。
たぶん一般的には知られていない本だし、岩波文庫も「観劇偶評」(森鷗外の弟で劇評家だった三木竹二の本)に続いて凄い企画だなあと思いますが…。
この本は杉山其日庵(夢野久作の父親)が書いた浄瑠璃解説本。私がこの本の存在を知ったのは、池波正太郎の「池波正太郎の春夏秋冬」(文春文庫)という本の中の中村富十郎との対談で、池波正太郎が富十郎に向かって、なんか偉そうに「お読みになるなら、貸してあげますよ」と言ってるくだりに出くわしたのがきっかけ。
そののち歌舞伎に関するHP、吉之助さんの『歌舞伎素人講釈』の口上で、HPの名前の由来はこの本からという話を読んで、ずっと気になってはいた。(因みに、このサイト大変勉強になるんですよね。)
しかし、岩波文庫も油断するとすぐ品切れになりますよね。鏑木清方の挿絵つきの谷崎潤一郎の「蓼喰う虫」なんか、買いそびれちゃって私は後悔しています。
あんまり部数を刷ってなさそうだし、すぐ品切れになりそうなので、興味のある方はお早めに!
・奥村書店
・歌舞伎素人講釈
たぶん一般的には知られていない本だし、岩波文庫も「観劇偶評」(森鷗外の弟で劇評家だった三木竹二の本)に続いて凄い企画だなあと思いますが…。
この本は杉山其日庵(夢野久作の父親)が書いた浄瑠璃解説本。私がこの本の存在を知ったのは、池波正太郎の「池波正太郎の春夏秋冬」(文春文庫)という本の中の中村富十郎との対談で、池波正太郎が富十郎に向かって、なんか偉そうに「お読みになるなら、貸してあげますよ」と言ってるくだりに出くわしたのがきっかけ。
そののち歌舞伎に関するHP、吉之助さんの『歌舞伎素人講釈』の口上で、HPの名前の由来はこの本からという話を読んで、ずっと気になってはいた。(因みに、このサイト大変勉強になるんですよね。)
しかし、岩波文庫も油断するとすぐ品切れになりますよね。鏑木清方の挿絵つきの谷崎潤一郎の「蓼喰う虫」なんか、買いそびれちゃって私は後悔しています。
あんまり部数を刷ってなさそうだし、すぐ品切れになりそうなので、興味のある方はお早めに!
・奥村書店
・歌舞伎素人講釈
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