以前も取り上げたPSE法問題をめぐって、現役・経産省部長の谷みどりさんのブログに批判のコメントが殺到、閉鎖に追い込まれたという報道がなされている。(いわゆる「炎上」ってやつ。)しかし、問題のブログのコメントを見る限り、冷静なコメントの方がはるかに多く、本当のところは逃げちゃったんでは?という疑問もわいてくる。新聞記者はちゃんとブログを見て記事を書いたんでしょうか?
・閉鎖された問題のブログがみれるページ
・朝日の記事『経産省部長ブログ「炎上」 PSE法巡り書き込み殺到』
記事の中では以下のような言い方がされてますが…
>ブログで谷さんは、この法律への理解を求めた。だが、同法に対する意見に交じり、反対派とみられる人たちから「死んでわびろ」「能なしの税金泥棒」など中傷も寄せられた。冷静な意見を含めて、書き込みは最終的に1600通にのぼった。ネット用語で言う、書き込みが殺到し、収拾がつかなくなる「炎上」状態になった。他のネットの掲示板でも話題になり、騒ぎは大きくなった。また、ブログ更新が平日の勤務時間内だったため「公務中の更新は問題」と議論は思わぬ方向に飛び火した。
>このため、谷さんは閉鎖を決断、2月19日に「閉鎖のお知らせ」を掲載し、25日に閉じた。「公務中の更新を巡り、国民の非難を浴びた」として今月3日、国家公務員法の職務専念義務違反で注意を受けた。
わたしの見たところ、極端に感情的なコメント、嫌がらせ的なコメントは極めて少なく、むしろ勉強になるようなコメントの方が多かった。
それに、「公務中の更新」といったって、周知徹底不足という問題を考えれば、公務中におおいにコメントをしてもらった方が、「公務の不徹底」を補えるってもので、「国家公務員法の職務専念義務違反」なんて、的ハズシの議論そのもの。
わたしの印象では、経済産業省が自分たちの耳を塞いで、PSE法を強行するために、ブログを閉鎖させたようにしか見えない。つまり、ブログに寄せられた真っ当なコメントに対して「聞く耳なし」の姿勢を示したのに加え、ネットを眼の敵にする古~い体質の新聞社が思いっきりバイアスをかけて上記の記事を書いたって話ではないかと推測します。
とにかく、自分の目で判断しなきゃあいけないって話の典型ではないですか?これは!!
それと、そもそも今回の法律は本来メーカーの在庫を対象にしていた法律で、中古品は含まれていなかったという話もある。
法施行時に、古物商を所管する警察庁にリサイクル業者への周知・徹底の依頼が経済産業省からは皆無だったことなどから、行政の対応でも中古品は対象外だったことが国会の予算委員会の場で明らかになってきた。(しかも昨年の11月まで扱いが定まらなかった!)だから、知らない業者がいっぱいいるってことなわけですよ。
この件で質問した塩川議員のHP
この問題の背後に、経済産業省と警察の縄張り争いという情けない話もあるようだけど、広告業者に過ぎない日本のマスコミでは、追及はできそうにないな…。
さて、どうなることか?わたしは断然反対ですよ!このトンデモ法は!
・閉鎖された問題のブログがみれるページ
・朝日の記事『経産省部長ブログ「炎上」 PSE法巡り書き込み殺到』
記事の中では以下のような言い方がされてますが…
>ブログで谷さんは、この法律への理解を求めた。だが、同法に対する意見に交じり、反対派とみられる人たちから「死んでわびろ」「能なしの税金泥棒」など中傷も寄せられた。冷静な意見を含めて、書き込みは最終的に1600通にのぼった。ネット用語で言う、書き込みが殺到し、収拾がつかなくなる「炎上」状態になった。他のネットの掲示板でも話題になり、騒ぎは大きくなった。また、ブログ更新が平日の勤務時間内だったため「公務中の更新は問題」と議論は思わぬ方向に飛び火した。
>このため、谷さんは閉鎖を決断、2月19日に「閉鎖のお知らせ」を掲載し、25日に閉じた。「公務中の更新を巡り、国民の非難を浴びた」として今月3日、国家公務員法の職務専念義務違反で注意を受けた。
わたしの見たところ、極端に感情的なコメント、嫌がらせ的なコメントは極めて少なく、むしろ勉強になるようなコメントの方が多かった。
それに、「公務中の更新」といったって、周知徹底不足という問題を考えれば、公務中におおいにコメントをしてもらった方が、「公務の不徹底」を補えるってもので、「国家公務員法の職務専念義務違反」なんて、的ハズシの議論そのもの。
わたしの印象では、経済産業省が自分たちの耳を塞いで、PSE法を強行するために、ブログを閉鎖させたようにしか見えない。つまり、ブログに寄せられた真っ当なコメントに対して「聞く耳なし」の姿勢を示したのに加え、ネットを眼の敵にする古~い体質の新聞社が思いっきりバイアスをかけて上記の記事を書いたって話ではないかと推測します。
とにかく、自分の目で判断しなきゃあいけないって話の典型ではないですか?これは!!
それと、そもそも今回の法律は本来メーカーの在庫を対象にしていた法律で、中古品は含まれていなかったという話もある。
法施行時に、古物商を所管する警察庁にリサイクル業者への周知・徹底の依頼が経済産業省からは皆無だったことなどから、行政の対応でも中古品は対象外だったことが国会の予算委員会の場で明らかになってきた。(しかも昨年の11月まで扱いが定まらなかった!)だから、知らない業者がいっぱいいるってことなわけですよ。
この件で質問した塩川議員のHP
この問題の背後に、経済産業省と警察の縄張り争いという情けない話もあるようだけど、広告業者に過ぎない日本のマスコミでは、追及はできそうにないな…。
さて、どうなることか?わたしは断然反対ですよ!このトンデモ法は!