しばらく政治ネタは書かないつもりでしたが、どう考えてもおかしいと思うので、一国民の意見を書き残しておきます。
①そもそも、大喪の礼は法律(皇室典範)に書いてあるので、やるのは当然だとして、国葬の規定は法律にはない。
②百歩譲ったとして、戦後の国葬は吉田茂だけで、吉田茂の次が安倍晋三だというのは、いくら何でも過大評価。わたしは小学生の頃から歴代総理大臣の名前は全部暗記しているけど、吉田茂の次が安倍晋三だなんて、業績を考えても、歴史が好きだったらありえない話だと思う。
(今は賛否両論だとか、真の評価は後世に委ねるべきとかいってる輩もいるけど、普通に考えても佐藤栄作、中曽根より上とかは絶対にない。あるといってる人は勉強しなおしてください。)
③ひろゆき、成田悠輔など一部の人が、2億円の予算で弔問外交は経済的にコスパがよい、大した金額の話ではないといっているけど、多少イベントの類に関わった人間なら常識として、この規模のイベント開催費用で「2億円なんて本当か?」と思うはず。たぶん武道館の会場費用くらいのみで、わざと少なくいってるんだと思う。マスコミは追及すべき。
また、本当に必要な外交は、弔問外交でなく、真っ当な外交交渉でやってください。弔問外交なんて、所詮外交交渉にならない。
④いよいよ本題だけど、そもそも安倍晋三と統一教会との関係を、自民党、清和会が何ら総括していない。何なら安倍昭恵夫人が語ったっていいくらい。ココをはっきりしないで税金を使うということがまったく許せない。
⑤勝共連合が出している新聞に、反統一教会の弁護士を「左翼弁護士」と名指ししたうえ、住所が晒されているのを見てビックリした。もちろん、この嫌がらせを誘発している反社会的団体が岸信介以来の支援団体だという話は重いと思う。
⑥わたし自身も、大学時代に盛んに統一教会に勧誘されたし、入会した同級生もいる。政界にいる中高年以上が全く知らないなんて悪い冗談としか思えない。
⑦「選挙中に凶弾に倒れた」という話と、「国葬」は絶対につながらない。原敬、濱口雄幸、犬養毅らの暗殺の背景にある政治的なものと、今回の宗教的背景は全然別物。
⑧「死者に鞭打つな」という連中(タレントに多いらしいが・・・)はバカである。
第一に、この言葉は中国由来で「日本の伝統」でもなんでもない。第二に、この言葉の本来の意味は「死者を批判するな」という意味ではない。親の仇の墓を暴いて死体に鞭打った人に対して、「あれはやりすぎ」と、同情していた人も引いてしまったという故事で、「やり過ぎはダメ」くらいの意味。元総理大臣なんて公人なんだから、生前だろうが死後だろうが批判に晒されるのは当然。
とりあえず、以上。
①そもそも、大喪の礼は法律(皇室典範)に書いてあるので、やるのは当然だとして、国葬の規定は法律にはない。
②百歩譲ったとして、戦後の国葬は吉田茂だけで、吉田茂の次が安倍晋三だというのは、いくら何でも過大評価。わたしは小学生の頃から歴代総理大臣の名前は全部暗記しているけど、吉田茂の次が安倍晋三だなんて、業績を考えても、歴史が好きだったらありえない話だと思う。
(今は賛否両論だとか、真の評価は後世に委ねるべきとかいってる輩もいるけど、普通に考えても佐藤栄作、中曽根より上とかは絶対にない。あるといってる人は勉強しなおしてください。)
③ひろゆき、成田悠輔など一部の人が、2億円の予算で弔問外交は経済的にコスパがよい、大した金額の話ではないといっているけど、多少イベントの類に関わった人間なら常識として、この規模のイベント開催費用で「2億円なんて本当か?」と思うはず。たぶん武道館の会場費用くらいのみで、わざと少なくいってるんだと思う。マスコミは追及すべき。
また、本当に必要な外交は、弔問外交でなく、真っ当な外交交渉でやってください。弔問外交なんて、所詮外交交渉にならない。
④いよいよ本題だけど、そもそも安倍晋三と統一教会との関係を、自民党、清和会が何ら総括していない。何なら安倍昭恵夫人が語ったっていいくらい。ココをはっきりしないで税金を使うということがまったく許せない。
⑤勝共連合が出している新聞に、反統一教会の弁護士を「左翼弁護士」と名指ししたうえ、住所が晒されているのを見てビックリした。もちろん、この嫌がらせを誘発している反社会的団体が岸信介以来の支援団体だという話は重いと思う。
⑥わたし自身も、大学時代に盛んに統一教会に勧誘されたし、入会した同級生もいる。政界にいる中高年以上が全く知らないなんて悪い冗談としか思えない。
⑦「選挙中に凶弾に倒れた」という話と、「国葬」は絶対につながらない。原敬、濱口雄幸、犬養毅らの暗殺の背景にある政治的なものと、今回の宗教的背景は全然別物。
⑧「死者に鞭打つな」という連中(タレントに多いらしいが・・・)はバカである。
第一に、この言葉は中国由来で「日本の伝統」でもなんでもない。第二に、この言葉の本来の意味は「死者を批判するな」という意味ではない。親の仇の墓を暴いて死体に鞭打った人に対して、「あれはやりすぎ」と、同情していた人も引いてしまったという故事で、「やり過ぎはダメ」くらいの意味。元総理大臣なんて公人なんだから、生前だろうが死後だろうが批判に晒されるのは当然。
とりあえず、以上。
卑近な例えで恐縮ですが、昭和のウチの会社の現実、現場で必要なモノも人も足りてないのに、日々勤しまれる上層部の接待ゴルフと何も変わらないように思えてしまう。
コロナ禍を経て(まだ終わってないか)、益々その矛盾に絶望的な気分が強くなりました。
(エリザベス女王の国葬に感化される輩が大量に発生しそうで怖いですが)
と、こんなこと言っても所詮グズゴミ庶民の戯言、相手にしてもらえず何も変わらず、結局自衛するしかないよね…と自閉分断孤立していくという悪循環。
岸田さん?あの小さくて薄っぺらなノートには私の名前なんか書いてあるわけないのでしょうね。
せめて、お富さん見習って拳を突き上げようとは思うのですが…
さてさて。
開設18年おめでとうございます。
これからも楽しみに、そして刺激にさせていただきたいので20年30年と頑張って下さい。
コメントありがとうございます。
政治の決定がダメな田舎の中小企業みたいになって久しいですが、「カルト資本主義」が政治にまでって感じですよね。
だいたい、内閣設置法をむりやり使って、「国葬」が「国葬儀」になるという馬鹿っぽい理屈が、本当にあり得ないです。
あと、保守系言論人(?)がただの長いものに巻かれてるだけの人たちだったってことがよく判っただけでも、良かったかもしれませんね。
>長谷川純さま
コメントありがとうございます。
頂いたコメントに刺激を受けて、9月の芝居の感想をアップしましたので、感想を聞かせてください。
よろしくお願いします!
正確には、「内閣設置法」じゃなくて「内閣府設置法」。
内閣府設置法の第4条(所管事務)3項の33に、
「三十三 国の儀式並びに内閣の行う儀式及び行事に関する事務に関すること」というのが出てきて、ココの「儀式」に該当するという理屈にしたから「国葬」が「国葬儀」になったという理屈なんだけど、これはあくまで「事務」の話なんで、税金を使う根拠でも何でもないんですよね。
https://elaws.e-gov.go.jp/document?lawid=411AC0000000089
だから、法律をやっている人間からしたら滅茶苦茶なんです。こういう法律の捻じ曲げが保守といえるんでしょうか?
応援団やってる連中の言ってることは、応援だから何でもいいという風にしか聞こえない。つまり反知性主義、馬鹿なんですよ。
この辺にしておきます。