
昨日はたまたま運悪く(笑)、亀田興毅のボクシングの試合を見てしまったんだけど、何か釈然としないというか、アレでいいんですか、ボクシングって。もっと大人のスポーツなんじゃなかったけ?
<ボクシング>亀田興毅が六回KO勝ち、10戦10勝
2006年3月8日(水) 21時4分 毎日新聞
興毅6回KO!父も「9月世界挑戦」にゴーサイン
あんまり偉そうなことが言えるほどボクシングって詳しくないし、夏目房之介の影響で全巻持ってる『あしたのジョー』と、スコッセッシ監督で主演のデニーロが役作りのために痩せたり太ったりした映画『レイジング・ブル』の手持ちカメラがカッコよかったなあっていう程度のわたしだけど、素人目にも昨日の試合や試合前のパフォーマンスは美しくなかった。
そもそも、試合前に大友康平がリングに上がるは、対戦相手ボウチャンに引っ掛けて漱石の『坊っちゃん』を取り出すパフォーマンスは明石家さんまのアイデアだったというわけで、芸能界&マスコミ全面バックアップの亀田ファミリー。
『坊っちゃん』渡しKO予告…亀田興毅、ど派手に出陣!
それでも、圧倒的に強ければ問題はないんだろうけど、昨日の試合はなんとも微妙な感じだった。ボウチャン・サイドの主張する「ローブロー(反則)」の疑いもあったし、ゴングのあとに抗議したボウチャン・サイドに対して凄んでみせた亀田父も相当感じが悪かった。だいたい、試合前のビックマウスほどには圧倒的な試合展開ではなかったし、複数のブロガーたちも「あれはローブロー」という発言をしている。
<因みに両者の言い分>
カルロス・ボウチャン:「亀田は序盤からローブローを打ってきたが、六回は特にひどかった。レフェリーに訴えたけど、何もしてくれなかった。亀田は強いが、再戦するなら日本では試合をしたくない。」
亀田:「メキシカンはジェスチャーが上手いから。でも、アイツ(ボウチャン)よう頑張ったよ」
たぶん辰吉あたりからの傾向なんだろうけど、過剰なヤンキー系の演出ってどうなんですか?わたしは以前から書いているようにヤンキーが大嫌いだし、カッコ悪いと思ってるんだけど、リングの外で喧嘩もどきのパフォーマンスをやったり、『坊っちゃん』を取り出すなんて、頭が悪すぎて「世界の恥」としか思えない。(だいたい、相手に失礼でしょ!)
場内には明石家さんまも来ていたらしいけど、ストイックなスポーツのはずのボクシングが、妙な形で芸能人やマスコミの玩具のようになってしまうのはいかがなものか?折角才能があっても、踊らされて無理をして終わってしまっては、元も子もない。それに、世界タイトルを目指すような人は、聖人君子でなくともスッとした大人であって欲しいと思いますね、わたしは。
そんなわけで、タイトル戦でもないのに異例のテレビ中継をやった昨日の試合で、わたしのボクシング離れは加速しそうだな~。
PS:そういえば、辰吉って紳助と仲がよかったんじゃあなかったっけ?嗚呼、どっちも大嫌い!!
<ボクシング>亀田興毅が六回KO勝ち、10戦10勝
2006年3月8日(水) 21時4分 毎日新聞
興毅6回KO!父も「9月世界挑戦」にゴーサイン
あんまり偉そうなことが言えるほどボクシングって詳しくないし、夏目房之介の影響で全巻持ってる『あしたのジョー』と、スコッセッシ監督で主演のデニーロが役作りのために痩せたり太ったりした映画『レイジング・ブル』の手持ちカメラがカッコよかったなあっていう程度のわたしだけど、素人目にも昨日の試合や試合前のパフォーマンスは美しくなかった。
そもそも、試合前に大友康平がリングに上がるは、対戦相手ボウチャンに引っ掛けて漱石の『坊っちゃん』を取り出すパフォーマンスは明石家さんまのアイデアだったというわけで、芸能界&マスコミ全面バックアップの亀田ファミリー。
『坊っちゃん』渡しKO予告…亀田興毅、ど派手に出陣!
それでも、圧倒的に強ければ問題はないんだろうけど、昨日の試合はなんとも微妙な感じだった。ボウチャン・サイドの主張する「ローブロー(反則)」の疑いもあったし、ゴングのあとに抗議したボウチャン・サイドに対して凄んでみせた亀田父も相当感じが悪かった。だいたい、試合前のビックマウスほどには圧倒的な試合展開ではなかったし、複数のブロガーたちも「あれはローブロー」という発言をしている。
<因みに両者の言い分>
カルロス・ボウチャン:「亀田は序盤からローブローを打ってきたが、六回は特にひどかった。レフェリーに訴えたけど、何もしてくれなかった。亀田は強いが、再戦するなら日本では試合をしたくない。」
亀田:「メキシカンはジェスチャーが上手いから。でも、アイツ(ボウチャン)よう頑張ったよ」
たぶん辰吉あたりからの傾向なんだろうけど、過剰なヤンキー系の演出ってどうなんですか?わたしは以前から書いているようにヤンキーが大嫌いだし、カッコ悪いと思ってるんだけど、リングの外で喧嘩もどきのパフォーマンスをやったり、『坊っちゃん』を取り出すなんて、頭が悪すぎて「世界の恥」としか思えない。(だいたい、相手に失礼でしょ!)
場内には明石家さんまも来ていたらしいけど、ストイックなスポーツのはずのボクシングが、妙な形で芸能人やマスコミの玩具のようになってしまうのはいかがなものか?折角才能があっても、踊らされて無理をして終わってしまっては、元も子もない。それに、世界タイトルを目指すような人は、聖人君子でなくともスッとした大人であって欲しいと思いますね、わたしは。
そんなわけで、タイトル戦でもないのに異例のテレビ中継をやった昨日の試合で、わたしのボクシング離れは加速しそうだな~。
PS:そういえば、辰吉って紳助と仲がよかったんじゃあなかったっけ?嗚呼、どっちも大嫌い!!
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亀田一家というのはいかにもTV的なキャラクターで突出しているので、異様にチヤホヤされてますけど、おっしゃるとおり、計量時の態度から何から感じ悪いなんてものじゃなかったですね。このもてはやされ方、きっと反動も大きんじゃないですか。細木数子と亀田親子は何かに躓いたら最後、世間は180度ひっくりかえったおそろしいバッシングの嵐になると思います。スキャンダルにだけはくれぐれも注意したほうがいいと思いますね。脱税とかはしないほうがいいですね。苦々しく思ってる人は相当多いですから。
僕も亀田親父とか清原とか長渕とか、とにかく酒席では絶対同席したくないタイプですね。ボクサーでは勇利アルバチャコフが好きだったな。あれが本物のボクサーですよ。
最近、インターネット図書館「青空文庫」を開けると
インターネットで繋がって名作が読めるように
http://www.aozora.gr.jp/
クラシック音楽をPCで聞けるHPを知ったのでお知らせします。音源はSP時代の録音が多いのですが演奏そのものは名演奏が多いです。何かのおり、覗いてみてください。下記のアドレスです。
{クラシック音楽へのおさそい}~ユング君のホームページ~
http://www.yung.jp/index.php
http://www.yung.jp/yungdb/kousin.php
ブラームスは下記のアドレスで纏まっています。
http://www.yung.jp/yungdb/index.php?cent_id=3&comp_id=27&category_id=2
亀田ファミリーの件、まったく仰るとおりですね。黙ってボクシングだけに打ち込めないのかなって、思いますよ。それに、タイトル戦の前から、こぞって有名人がエールを送っているのもなんだか気持ちが悪い。なんか裏でもあるのかなって勘繰ってしまいます。
ところで、いつもブログ拝読してますよ。しんいちろうさんのおかげで、バーンスタインの「モツレク」とフルトヴェングラーの「グレート」は愛聴盤になりましたから。オペラはまだこれからですけれど。
papagenoさん いつもご情報ありがとうございます。
いくら根暗といわれても(笑)、ブラームス大好きですよ。わたしも古典主義者みたいなところがあるんで、音楽でも小説でもかっちりした形式のものが本来は好きです。
交響曲は2番と3番、P協は1番が好きかな。でもフランソワーズ・サガンは、小説よりもインタビューの方が好きかな…。