
坂東玉三郎特別公演の千穐楽!わたしが行ったのは昼の部でしたが、夜の部があるのに玉三郎大サービスでした!カーテンコール2回に、最後はスタンディング・オベイション!本来は海老蔵公演だったということが、随分過去のことのように思えたなあ~。ということで、おおいに満喫しましたよ!大和屋!
ル・テアトルの舞台って初めてでしたが、狭いですね~。それに花道が短くて、場内の通路が花道の入り口とは!
でも、そんな狭い劇場で「阿古屋」を観れたのは運がいいってことですね。
玉三郎の「阿古屋」は、今回座頭公演ということもあって、貫禄十分。過去に観た梅玉や吉右衛門との共演とは違う、一人舞台のような大きさを感じましたね。
そして、感心したのは獅童の重忠。口跡がはっきりしていて、よく頑張ったって感じ。この舞台どうこうというより、今後の時代物に期待の持てそうな舞台でした。それに比べると、猿弥の岩永はちょっと地味。人形振りはきっと難しいんでしょうね~。
そして、次が「女伊達」。
口上あり、手ぬぐい撒きありに、傘を使った立てがカッコいい!玉三郎はそんなに口上の巧い人ではないけれども、それゆえに真面目なこの人らしさが出てよかったなあ~。
カーテンコールでは、「女伊達」の鳴り物(小鼓は田中傳左衛門さん!)がそのまま残り、鼓付きでの御挨拶。2回目にいたっては玉三郎が花道まで行って大喝采でした!
これでお客さんは大満足!
よいものを見せていただきました!
仕事を休んだ甲斐ありましたね~。(一部に顰蹙かってそうだけど…。)
PS:久しぶりの更新です。まだ、どうも体調が戻らないもので。まあ、ぼちぼち更新しますので、よろしく!
ル・テアトルの舞台って初めてでしたが、狭いですね~。それに花道が短くて、場内の通路が花道の入り口とは!
でも、そんな狭い劇場で「阿古屋」を観れたのは運がいいってことですね。
玉三郎の「阿古屋」は、今回座頭公演ということもあって、貫禄十分。過去に観た梅玉や吉右衛門との共演とは違う、一人舞台のような大きさを感じましたね。
そして、感心したのは獅童の重忠。口跡がはっきりしていて、よく頑張ったって感じ。この舞台どうこうというより、今後の時代物に期待の持てそうな舞台でした。それに比べると、猿弥の岩永はちょっと地味。人形振りはきっと難しいんでしょうね~。
そして、次が「女伊達」。
口上あり、手ぬぐい撒きありに、傘を使った立てがカッコいい!玉三郎はそんなに口上の巧い人ではないけれども、それゆえに真面目なこの人らしさが出てよかったなあ~。
カーテンコールでは、「女伊達」の鳴り物(小鼓は田中傳左衛門さん!)がそのまま残り、鼓付きでの御挨拶。2回目にいたっては玉三郎が花道まで行って大喝采でした!
これでお客さんは大満足!
よいものを見せていただきました!
仕事を休んだ甲斐ありましたね~。(一部に顰蹙かってそうだけど…。)
PS:久しぶりの更新です。まだ、どうも体調が戻らないもので。まあ、ぼちぼち更新しますので、よろしく!
貧しいワタクシの観察力でも、初めて歌舞伎を御覧と思われるお客様をいくばくかお見受けしました。
玉様の良いところは、観客を一目で射殺し、生涯のファンにしてしまわれるところと思われます。地方公演が成立する所以です。お好きなテーマも一目惚れだけで命を懸ける恋ですから。
とはいえ、今は南座を全日程満席になさるお力はございません。お江戸での人気ぶりや新規ファンの御獲得を喜ばしく拝見しました。満足させすぎて一度きりにさせてしまったらいけませんが…。
玉三郎って、芸の傾向としては高尚趣味っぽいところがある一方で、俗っぽいサービス精神もバランス感覚として持っていますよね~。
あんまり関係ないけど、玉三郎の新派の舞台が観たくなりました。久々にやらないかなあ~。
ちなみに、わたし、公演の手ぬぐいも記念に買ってしまいました!舞台の興奮が買わせたのかな?