テレ東の『その「おこだわり」、私にもくれよ!!』の斎藤工が出た回。

最近観はじめたんですが、松岡茉優と伊藤沙莉が本人役で出演するフェイクドキュメンタリードラマ『その「おこだわり」、私にもくれよ!!』、面白いです。松岡茉優と伊藤沙莉が「他人にはなかなか理解できないけれど、本人は幸せになれるこだわりをもった人=＝“おこだわり人（びと）”」へ突撃取材する模様を、虚実の入り混じった視点から切り取った意欲的な番組なんだけど、斎藤工の回のおこだわりは、もちろん映画！「情熱大陸」でも映画への尋常ならざる愛を語っていた斎藤工だからどうなるのかと思ったら・・・。斎藤工のコメントしてる部分は、ほとんどフェイクなしなんじゃないですかね？斎藤工の闇をみたような・・・。というわけで、簡単な感想のみ。

のっけから解説を放棄するわけじゃないんだけど、詳しいことは無料見逃し動画とかで観てください。

わたしが面白かったのは、斎藤工が松岡茉優＆伊藤沙莉と観ることに決めた映画の選択。

これが、なんと！グロいカルト映画として知る人ぞ知る作品『追悼のざわめき』！相手を選んで手を抜くようなことをしない、オタクな人特有のこだわり方で凄いなと思ってしまった！

こういう、相手を選ばず、むしろ啓蒙しようくらいの感じが、ありがちな映画オタクのパターンだったりしますが、斎藤工って、本質的にはこういうひとなんでしょうね～。この部分は絶対フェイクじゃないですよ、たぶん。それに、テレ東の企画じゃなければ、もうちょっとゆるい映画にしてたような・・・。

というわけで、妙に感心しつつ、この映画を見せられた若い女子松岡＆伊藤がなかなかに苦行だったろうなあ～と想像しました。それと、セクシーな俳優みたいなイメージじゃない斎藤工もよいですね。本人も変な役をやりたいんじゃないのかな～。でも、普通の女の子からしたら、この放送の斎藤工はちょっとキモいんでしょうね・・・。

PS:渋谷のシネマヴェーラの斎藤工セレクションがよいんで、ビックリ。

『現代人』×『江戸川乱歩の陰獣』
『血槍富士』×『十一人の侍』
『東京流れ者』×『股旅』

柄本佑のセレクションもなかなかですけど、最近の役者は映画オタク出身が多いのかな？

テーマ：【どうしようもなく「映画」。】 『フレンチ・カンカン』×『NAGISA なぎさ』
テーマ：【変ナ冒険。】　『ベレジーナ』×『この窓は君のもの』
テーマ：【過激ナ青春。】　『ションベン・ライダー』×『私の優しくない先輩』

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