切られお富!

歌舞伎から時事ネタまで、世知辛い世の中に毒を撒き散らす!

ニュースウォッチ9の海老蔵インタビューを観て。

2017-01-05 01:21:01 | かぶき讃(トピックス)
海老蔵も39歳か…。よいインタビューでした。簡単に感想っ。

古典への思い、家族への思いを語った海老蔵。照明の加減かもしれないんだけど、こころなしか坊主頭に白髪が増えたような。

しかし、「何事も起こらないことの尊さ」って、海老蔵が言うようになるとはね~。公私ともに苦労している人の言葉は違うな~。わたしなんかつくづくぬるま湯で暮らしてきたなと思う今日この頃ですからね。

ま、海老蔵の祖父母をモデルにした宮尾登美子の小説『きのね』も波乱万丈の物語だったし、わたしの愛した今は亡き十二代目團十郎も起伏に富んだ人生だったけど、市川宗家っていろいろある運命の家なんでしょうね~。

世間じゃ世襲嫌いの人も多いんだけど、古典芸能の場合はただの二世タレントと違って、修行しなきゃいけないし、人間国宝の先輩もたくさんいますから、つくづく大変な世界だと思いますよ。

今月は右團次襲名、二月は六本木歌舞伎、三月は久しぶりの助六が控える海老蔵。なんか、團十郎襲名が近づいてきた感じがしますよ、ハイ!

PS:海老蔵版コップのフチ子(?)、小山三ストラップ以来の当たりだと思いました!もっといろいろ作ればいいのに!

きのね〈上〉 (新潮文庫)
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きのね〈下〉 (新潮文庫)
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悲劇の名門 團十郎十二代 (文春新書)
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市川海老蔵 眼に見えない大切なもの (Grazia Books)
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そして、海老蔵
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当選品 ライオン ビトイーン 市川海老蔵 コップのフチ子
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4 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
コメントありがとうございます。 (切られお富)
2017-05-08 12:31:09
蝙蝠お高さま

生きてます。

歌舞伎の感想は後追いでいろいろ書いていこうと思っています。大分忘れてはいますけれど。

で、海老蔵の助六、良かったです。過去の舞台の勢いに加えて、何か陰影が加わった感じですかね。

海老蔵個人のプライベートも関係あるんでしょうが、この舞台の元になっている曽我兄弟の悲運について考えてしまったというか…。

ということで、曽我兄弟関連の本をさらったりしている内に、感想書くのが遅れてしまったんですよね。権力に利用されて非業の死を遂げた曽我兄弟の運命と、彼らをヒーローにして熱狂する江戸の庶民たちって、なかなか深いですよ。

ということで、気長にお待ちください!

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生きてますか~? (蝙蝠お高)
2017-04-15 08:08:26
助六の感想待ってますよ~
都合が合わずに当方は未見ですが。
返信する
コメントありがとうございます。 (切られお富)
2017-03-13 00:09:08
蝙蝠お高さま

ご無沙汰してます。ご返事が遅れまして…。

海老蔵の助六は月末に観に行くんですが、楽しみです。海老蔵といえば、歌舞伎座さよなら公演が終わった後の新橋演舞場の助六も水入りまでやって素晴らしかったんで、今回も期待大です。ま、そのうちお会いしましょう!では!
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生きてて良かった (蝙蝠お高)
2017-01-28 08:14:36
ホントに波乱万丈な人…選ばれた人なのでしょうね。海老蔵の助六、良いですね。襲名披露の時のやんちゃな若々しさとはまた違った風になるのでしょうか。役自体がやんちゃなんですけど。でも、そうやって時を経て同じ役をやる姿を追える、役者の人生を追える楽しみも歌舞伎の良さですよね。今のお姿になってから伺ったなとがない歌舞伎座ですが3月は訪ねてみようかなと思います。チケット取れるかな~とは言え凡庸な私たち(失礼)は「何も起こらない幸せ」ではなく…違ゃいますよね?良い旅をしましょうね!今年もお元気で!
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